親の役割 は信じて見守ること!
岡山発、思春期の子育てにアンガーマネジメントとコミュニケーションの研修・講演の講師、元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
あなたは子どもの『機能価値』と『存在価値』のどちらに注目していますか?
子どもの機能価値よりも存在価値に注目する
以前講演をさせていただいた岡山県総社市の『昭和中学校ブロックPTA人権教育研修会』の中で、『機能価値』と『存在価値』についてお伝えしました。
『機能価値』とは?
テストの点が良い、歌が上手、かけっこが早い・・・、など結果や成果として出ることや数値化しやすいことについての価値。
『存在価値』とは?
何かができるとか、成果や結果の有無とは関係なく、人の存在自体の価値。
子どもが生まれた時、「生まれてくれてありがとう」と誰からも祝福されましたよね。それは子どもの『存在』そのものに価値があるから祝福されるわけです。
ところが、子どもが大きくなるにつれて、勉強や運動、様々な場面で『機能』へ注目していきます。
それは決して悪いことではありませんが、『機能』だけに注目していくことは危険性もあるのです。その危険性とは?
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