子供を怒る 効果なし!
岡山発、思春期の子育てにアンガーマネジメントとコミュニケーションの研修・講演の講師、元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
僕が進研ゼミで講演した動画子どものやる気が上がる!親子コミュニケーションのコツで、ご覧いただいた保護者のかたからたくさんの質問をいただきました。
そこで、質問へ答える動画配信子どものやる気が上がる親子コミュニケーション 3つのコツ【授業動画公開中】が始まりましたので、良かったらご覧くださいね。
それと朗報です!10月9日に進研ゼミのほうで第2弾の講演が決定しました!
内容はこれから決めますが、ぜひ10月9日もよろしくお願いします。
子供を怒る ことでやる気は出ない
さてあなたは、肯定的な言葉や態度で子どもへ接していますか?
以前に子育て講演させていただいた玉野市立大崎小学校。
講演では、子どもに対して『肯定的な関り』をすることや『子どもを認める』ということについて話をさせていただき、こんなことも言いました。
「仕事へ行かなきゃいけないとわかっているけど、疲れていてもう少しだけゆっくりしていたいときに、自分の子どもから『早く仕事へいきなさい!』って言われたら、どんな気分ですか?」
参加されていた保護者の皆さんは、苦笑い。
子どもだって同じで、「起きなきゃいけないとわかっているけど、もうちょっと寝たい」「やらなきゃいけないとわかっているけど、宿題が面倒くさい」。
そんなときに、「早く起きなさい!」「宿題しなさい!」ってガミガミ言われて、子供を怒る 効果はなく、子供のやる気が起きるはずないですよね。
このことについて、次のような感想をいただいております。
講演時間があっという間に過ぎました。
もっともっと聞いておきたかったです。
楽しく毎日でも聞いておきたいくらいです。
(中略)
ガミガミ言われることは私自身も経験して嫌な思いをしているのに・・・、「べき」だらけの頭になっているからなんですね。
学校で困らないようにと言っていることは、本人にしたらただ口うるさいだけなんですね。
今日から子供の良いところを見るように、否定ではなく肯定で‼
そして、「ヘルプ」が言えるような環境をつくっていけるように努力しようと思っています。
いかに私がダメな関わり方をしていたかよくわかりました。
また来年も稲田先生の講演を聞けたらいいのになあと願っています。
親だから子どもへあれこれ言った方がいいって、思いこんでしまいやすいですね。
でも、言えば言うほど子どもはやる気を失っていくもの。
どうせ言うなら『ダメ出し』よりも『肯定的な言葉』がいいと思いませんか?
子どもへ肯定的な関わりをするだけでいい
『肯定的な言葉』について、講演後さっそく実践されたかたの感想もいただいてます。
とても痛快でためになる話が盛り沢山でしたので参加して本当に良かったです。
自分に置き換えて考える、子供に「ありがとう」や良い言葉をかけられるよう、少しずつ自分の習慣を変えていこう!とさっそく帰宅後に実践してみました。
いつもよりも子供に目を向けてみると、普段忙しさにかまけて子供のことに目を向けてなかったと気が付きました。
この気持ちを忘れないようにしたいと思います。
「ありがとう」って言葉。すごくシンプルだけど、すごくパワーがある言葉です。ぜひ、どんどんお子さんへ「ありがとう」を伝えてほしいですね。
そして、早速実践されたということが素晴らしいですね。どんなに良い講演を聞いても、実践しないと何も変わりませんからね。
僕は講演に参加されたかたが、少しずつでもいいから実践していってほしいので、なるべく難しい言葉を使わず、さらに自分の経験談などの「あるある」と納得できる事例を多く紹介しています。
コロナの影響で講演が開催できないというところも多いのですが、そんな中でもコロナ対策を入念にしていただき、開催していただけたことに心から感謝申し上げます。
【思春期の子を持つ親といなっち先生ZOOMお茶会】
2021年6月27日(日)
AM 10:30~12:00
参加費1000円
先着4名(夫婦で参加はペアで1名とします)
参加条件
①いなっち先生の座談会や相談をしたことがない人
②ZOOMで顔出しできる人
下部のお問い合わせよりお申込みください。
募集終了となりました。
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