怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
自分の実家には、少し雪が残っていたので、なんだか雪遊びしたくなってこんなもの作っちゃいました。
なかなかの力作でしょ?一応、元美術教師ですので(笑)。雪を丸めて、素手やスコップで形を整えて、意外と時間かかりましたが、物を作ることって楽しいなあって、久しぶりに思いました。
子どもの頃から、絵を描いたり物を作ったりするのは得意でしたし、その能力を大学でさらに伸ばしました。
自分のもっている能力には、得意なこと不得意なことがありますよね。僕は描くことや作ることが得意だったから、さら伸ばすことができたのです。
子どもを無条件で認めるには長所も短所も受け入れること
前回のブログで、子どもの自己肯定感を高めるには『根拠のない自信』を持たせること、そのために、親は我が子を『無条件で認める』ということが大切と書きました。そのブログはこちら➡子供の自己肯定感の高め方!初詣に願い事がない娘にヒントあり
『無条件で認める』とは、子どもの長所も短所もすべて受け入れることなんです。ところが、これができない親御さんが多い。
できないことをできるように『させてやる』ことが、親としての役割だと思っているんですよ。
でも誰でも、できることもあれば、できないこともありますよね。もちろん、できないことができるようになるのはとてもうれしいことですし、自分自身を成長させるすばらしいこと。
ただしそれは、子ども自身が心の底からやりたくてやっていくことであって、親のためにすることではないです。
ところが親は「〇〇できたほうが将来困らないよ」「〇〇できるほうがかっこいいよ」と、親の理想や願望で子どもに『させてやる』ことに力をいれてしまう。
その期待に子どもが応えられたときに親は喜び、応えられなければ喜ばない。これを繰り返していれば、子どもは本当の自分の生き方ができなくなってしまいますよね。
親は子どもの存在を認めるだけでいい
前回のブログに、『今あることに目を向ける』と書きましたが、あなたは今自分の目の前にいる子どもに目を向け、今子どもがいることの幸せを感じていますか?
今回の年末年始は、久しぶりに家族5人で実家へ行き、のんびり過ごせました。子どもと一緒に過ごせること、子どもがいてくれることに、すごく幸せを感じました。
昨日も子どもたちと、雪を投げたり、それを動画に撮ったりして大笑い。こんな、なんでもないことを喜び合う。最高です!
親は一番大切なことをときどき見失いがちになっています。子どもの『存在』自体に幸せを感じることを忘れてはいけないと思います。
『存在』を認める。それが『無条件で認める』ということなんですよね。
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