怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
今日から12月。気づけば2014年11月からブログを書き始めて、5年目に突入してました。初めて書いたブログがなつかしくて、今回はそれをリメイクして紹介します。
余談ですが、2014年は飼っていたセキセイインコのシロちゃんが亡くなった年。こんな写真も残っています。
では、今回は第1回目のブログをお楽しみください。
いなっち先生ブログ記念すべき第1回目の投稿
はじめまして。
一般社団法人日本アンガーマネジメント協会認定アンガーマネジメントファシリテーターの「いなっち」と「まゆみ」です。
夫婦でアンガーマネジメントファシリテーターをやっています。夫のいなっちは中学校教諭【2018年現在、講演などの講師とカウンセラー】妻のまゆみはスクールカウンセラー&スクールソーシャルパートナー(ソーシャルワーカーに準ずる者)。
3人の子供がいます。長男(大学生)【2018年現在23歳社会人】→二男(高校生)【2018年現在19歳大学生】→長女(中学生)【2018年現在18歳高校生】。
子育ての事やアンガーマネジメントのことなど、人生を幸せに生きるヒントを夫婦で書いていけれたらと考えていますので、よろしくお願いします。
さて、今日はいなっちが右足親指の腫れで皮膚科へ行きました。先々週、同じ症状で行って診てもらったのです。
医者「化膿止めの内服薬を処方しておくから、5日間飲んでも良くならないようならまた来て。」と、言われ薬を飲んでいるとすぐに症状が良くなり、3日目で薬をやめました。ところが、また数日後に親指が腫れて残りの薬を飲んで症状を緩和し、まだ飲まないと治りそうになかったので今日皮膚科に行ったところ、お医者さんはこう言われました。
「処方された薬はきちんと飲みきらないとだめだぞ。」
「そうしないと、菌に耐性が出来て効かなくなる。」
「きちんと飲まないのなら、今後は処方しないから!!」と、かなり強い口調で叱られまして、なんだか嫌な気分で家に帰りました。
嫌な気分になった原因は「薬を最後まで飲みきるように。」とは、言われていなかったと自分は認識したからです。(世間一般常識では最後まで飲みきるそうですから、自分も浅はかです)。双方の思っていることの違いが大きかったわけですね。
お医者さんは「薬は処方されたら最後まで飲むべき。」。患者の僕は「良くなれば、飲むべきでない。また、悪くなったら飲めばいい。」二人の「べき」に大きな差があったわけですね。
まあ、そんなことでいちいち腹を立てていることもバカらしいので、お医者さんに「すいません。ありがとうございました。」と言って帰ったのでした。そして、処方された薬は最期まで飲みきることを知ったのでした。(自分も世間知らずで情けない)
きっと、アンガーマネジメントを勉強していなかったら、かなりイライラして帰ってからも家族に怒りをぶちまけていたことでしょう。相手の「べき」と自分の「べき」の違いが大きければ大きいほど怒りが大きくなるのです。
こうやって怒りに客観的に向き合えることがアンガーマネジメントの良さです。ぜひ、多くの方に知っていただきたいです。
ブログを読んでくださる読者の皆様のおかげで今があります
さて、第1回目のブログはいかがだったでしょうか?ブログを書き始めたきっかけをあまり詳しく覚えていませんが、まだまだアンガーマネジメントが今ほど日本で知られていなかったので、とりあえず情報発信をしてみようってことでやり始めたような気がします。
今ではこのブログを毎日楽しみにしてくださるかたがいらっしゃいます。そういった方の支えでなんとか続けてくることができました。本当にありがとうございます。
そしてブログを書き続けたことが、仕事の依頼につながっているんですよね。当時の僕はまったく予想していなかったことです。
今後もどうか末永くよろしくお願いいたします。
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