『イライラ感を出すより子どもへ任せてみる』
子どもへイライラせずに笑顔で過ごせるようになった父親
妻が2日間大阪でエニアグラムの研修だったので、京都の長男宅へ僕もいっしょに泊りました。
2日目の夜は、長男がオススメのお店に食べに行ったのですが、人がいっぱいで次の場所を長男が考えながら歩いていくのについて行ってました。
30分くらい歩いていたので、昼間にいっぱい歩き長距離運転していた僕は腹も減ってきてだんだんイライラ感もましてきていました。
僕としては「もう、どこでええけえ、入れるところへ入ればええがな!」と、長男へ言いたい気持ちが沸々と沸いてきたのです。
「でもちょっと待て待て。ここでイライラ感出して言ってしまったら、その後に長男はどんな気持ちになるだろう・・・?」と、こんなことを考えてみたんです。
「ここでイライラ感だしてしまっては、せっかく僕たち夫婦のために考えてくれているのに、その気持ちを全否定してしまうことになって、辛い気持ちにさせてしまうし、長男が僕へ気を遣いすぎてしまう。これじゃあ、若い頃の僕と長男の関係にもどってしまう。やばいやばい。とにかく長男に任せておこう!」
時間はかかりましたが、美味しい回転すしへ連れて行ってくれて、僕も妻も長男も笑顔で美味しいお寿司を味わえましたよ。
余計なイライラ感を出さなくて、本当に良かったです。これも、アンガーマネジメントのおかげです。
『怒る必要があるのか?』『怒る必要がないのか?』を、自分で適切に判断ができるようになりました。
イライラな出来事が起きた時も、「ここで怒っておくことは、この先、自分も相手も幸せになれるのか?」と、『幸せ』に生きるための判断ができるようになりましたよ。
いつも頭の片隅に、アンガーマネジメントのことを置いているので、こういった出来事のときにも自然と思考が変わってきました。
アンガーマネジメントを学んだ中学生から喜びの声
意識して続けていくことが、自然とできるようになる秘訣です。そうなるには、上手くいく、上手くいかないを考えず、まずは使っていくこと。
日本全国いろんなところで講演や研修をさせていただいていますが、子どもが一番素直に受け入れてくれて、すぐにアンガーマネジメントを使おうとしてくれます。
4年くらい前だったと思いますが、まだ中学校教師だったときのこと。
アンガーマネジメントを生徒へ伝えて良かったと思える出来事がありました。
僕「こないだ、ある中学校でアンガーマネジメントの講演をしてきたんだよ。」
生徒「あっ、6秒のやつですよね?」
以前、授業でやったことを覚えてくれてたんです。嬉しかったですね。
また、別の生徒との会話。
僕「合唱祭のとき、クラスをまとめるのが大変だったみたいだけど、担任の先生が君がいてくれてすごく助かったと言ってたよ。成長したなあ。」
生徒「ありがとうございます。ほんとにあのときはブチ切れそうになりましたよ。でも、キレずにコントロールできたのはアンガーマネジメント教えてくれた先生のおかげです。」
なんとまあ、こんなに感謝してもらえるなんて!大感激でした。
大人も中学生を見習って、ぜひアンガーマネジメントを学んで使ってみましょうよ。
そして、今回の僕のように、つまらないことでイライラせず、笑顔で親子が過ごせることを増やしていきませんか?
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
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