岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
兄弟喧嘩のもとは、親の関わりかたが原因かも
我が家には3人の子どもたち(男→男→女)がいます。
幼い頃は兄妹喧嘩することもありましたが、小学校・中学校・高校の9年間で兄妹ケンカする姿を見た記憶がないんですよ。
長男が高校で家を出て一人暮らしをしたので、次男と末娘二人で過ごす期間が長く、2人が中学校時代は同じ吹奏楽部の先輩と後輩でした。
妹が部活中に体調崩したときも、すぐに次男が対応してくれて、中学校では親代わりのような存在。本当に助かりました。
家に帰ってきても、いつも二人で仲良く会話したり、スマホの画像合成アプリでツーショット撮って
キャッキャと笑いながら楽しそうにしていましたよ。
なぜこんなに仲が良いのか?
おそらく、お互いがお互いのことに干渉しすぎないからなんだと思います。
それぞれのやっていることを認めていて、娘は自分にとって必要なときに
「なあ、かーくん(次男のこと)問題わからん。教えて」
「なあ、部活でこんなことあったんじゃけど」
と、娘からお願いが入り、次男が適切なアドバイスをしたり、一緒に考えたりするパターンが多かったですね。
僕たち夫婦も、3人それぞれ三者三様と見てます。
兄妹を『比べないこと』を意識してきました。
「お兄ちゃんは、こうだったのに」の一言は、弟や妹を傷つけるんですよね。
兄妹だから同じってことはないですからね。
親が子どもへ嫉妬するのが兄弟喧嘩の原因
兄弟喧嘩でよくあるのが、「妹だけズルい!」「お兄ちゃんはやってないじゃん!」といった『ヒガミ』による指摘のぶつけあい。
それが頻繁になって、親を困らせることがありますよね。これって子どもだけの問題じゃなく、そもそもその根底にあるのは、親の子どもへの関わり方が原因じゃないかと思います。
「子どもは自由で気楽でうらやましいな~」とか「私はこんなに大変なのに!」といった、親の子どもへの嫉妬があると、次のような子どもへの関わり方になりがち。
・子どもにあれこれ指示を出しすぎる
・子どもへガミガミダメ出しが多い
・子どもにイライラして怒ることが多い
親も毎日忙しく大変なので気持ちは分かりますけどね。でも嫉妬は別の所で発散しましょう。
だからこそ、子育てのスキルとしてアンガーマネジメントを学んでおいたほうがいいですよ。
子どもへ感情をぶつけるような接し方をしていれば、ぶつけられた子どもはたまったもんじゃない。
ぶつけられた怒りの感情は、兄妹へぶつけることになってしまいます。それが兄妹ケンカの原因となってしまうわけなんです。
いなっち家は英才教育とは無縁です。でも、家族が安心してお互いに思いやれる関係づくりを心がけています。
お互いを思いやるには、まずは親がイライラに振り回されないこと。
子育てにとっても役立つアンガーマネジメント学んでくださいね。
いなっち先生の無料相談開催
おかげさまで現在16名のかたから相談をいただきました。ありがとうございます。
岡山県内だけでなく、鹿児島、長崎、佐賀、鳥取、兵庫、大阪、愛知、静岡、神奈川、千葉、さらには海外のドイツまで。
2020年5月31日で受付終了です!
親子関係や子育てのことで誰かに悩みや愚痴を聴いてもらいたいけど、コロナウィルスの影響で人との接触は控えたい・・・。
学校の先生に話すほどではないかもしれないし、先生には話しづらい・・・。
職場での人間関係でモヤモヤ・・・。
こういったことを一人で抱えていませんか?
そこで期間限定の特別企画。
相談はしたいけれど、相談料の振込で外出は自粛したい。
子どもが小さいから相談料の振込に行くのも一苦労。
そんなかたのために、無料相談にしました。
『いなっち先生ちょっと聴いて!』
24年間の教師経験と産業カウンセラーの資格も持っている僕が、お悩みや愚痴などをオンラインやお電話で聴かせていただきます。
普段なら、個人カウンセリングは1時間1万円ですが、日本全国でいろんなお悩みを抱えている方が少しでも楽になってもらえばと思い、特別企画です。
お問い合わせは以下からどうぞ。
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
子どもから大人まで、岡山発どこへでも
研修や講演のご相談はお気軽にどうぞ!
数人の子育て座談会から企業研修まで対応
企業での社員カウンセリングも対応
お問い合わせはこちらへ