怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
『シナプソロジー普及員養成講座』を高知市の『四国管財株式会社』様の社員研修で開催させていただきました。
笑顔で楽しんで脳の活性化ができるシナプソロジー
僕は、シナプソロジーアドバンスインストラクターの資格を持っていて、今回開催させていただいた『シナプソロジー普及員養成講座』を開催することができるんですよ。
『シナプソロジー』とは?
「2つのことを同時に行う」「左右で違う動きをする」といった普段慣れない動きで脳を適度に混乱させ、活性化させるプログラムです。笑顔やコミュニケーションが生まれるので、楽しく続けられます。
『シナプソロジー普及員養成講座』とは?
90分の講座で、5つのエクササイズを体験。
そのうちの3つを職場の仲間や友達や家族といった身近な方といっしょにできるように、やり方を練習します。
さらには、脳の活性化のプログラムですので、思わず人に言ってしまいたくなるような脳の豆知識などもお伝えします。
『シナプソロジーの効果』とは?
①手先が器用になる
②判断するスピードや反応するスピードがあがる
③脳の認知機能(思考・言語・注意・空間視野・記憶)が向上する
④爽快感が向上し、疲労感・抑うつ感・倦怠感が低下する
ご興味のあるかたはこちらをご覧ください➡シナプソロジー研究所ホームページ
脳のシナプスが活性化するには?
さて、シナプソロジーをやっていて僕が一番気に入っていることがあります。
それは『上手にできないほうが効果がある』ということ。
不思議だと思いませんか?よくある脳トレは、だんだんと上手にできるようになることを目的にしていますよね。
脳の中にある神経細胞(ニューロン)どうしの結びつきの部分をシナプスといいますが、このシナプスが活性化するときはどんなときなのか?
実は「うーん?どうだっけ?」「あれー?どうするんだ?」といったように、考えたり混乱したりするときなんです。
だから上手にできるようになったら、効果が薄くなってしまうんですよ。
そうならないように、エクササイズでは脳への刺激を加えていくように考えられているんです。
じゃあ、せっかくなのでやってみましょう。
椅子に座るか、または正座か足を延ばしたまま座ってください。
『スリスリトントン』
①右手はグーで太ももをトントン、左手はパーで太ももスリスリ前後させてみましょう。
②左右の手を入れ替えて、左手がグーでトントン、右手がパーでスリスリ。
混乱しちゃうでしょう?これにさらに刺激を加えていくんですよ。
両手が同じ動きになったりして、上手くできなくて笑えてきます。
四国管財(株)様での社員研修も、最初から最後まで笑い声が絶えませんでしたし、笑いすぎて涙まで出る方もいらっしゃいました。
間違うこと怖がらない子どもになってほしい
僕たちは子どもの頃から、『失敗してはいけない』という気持ちの方が強く植え付けられています。
勉強だったら『テストで失敗せず良い成績を取る』とか、運動だったら『試合で失敗せず勝負に勝つ』といったように、失敗するより結果を残すことに重きを置かれていますよね。
ところがシナプソロジーでは、『失敗したほうが脳が活性化する』ので、どんどん失敗したり上手くできないことを体験しながら、そして上手くできなくて参加者同士で笑いあったりできます。
子どもの頃は、結果が出せなくて叱られたり、辛い思いをしてきたことありませんか?
ところが、シナプソロジーではその逆。笑顔になれちゃうんですよね。
シナプソロジーをやりながら、子育てや学校教育の反省点を感じました。
子どもの頃から『結果重視』で育てられていたら、スケールの小さい人間になってしまうなあと。
間違うことを恐れない、どんどんチャレンジできる人になってほしいですよね。
子どもには、どんどんと失敗経験積ませていきましょう。
そして大人も、シナプソロジーで失敗経験を味わって、楽しい人生にしていきませんか?
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