岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
先日講演させていただいた、岡山県真庭市立勝山小学校の5,6年生児童と保護者の皆さんの感想が届きました。
講演内容はアンガーマネジメント。
アンガーマネジメントの講演に参加されたかたには、「講演聞いたときには、やろうとするんだけど、だんだん忘れてしまって・・・」とか「なかなか自分を変えるのって難しい」などの感想をよくいただきます。
勝山小学校保護者のかたの感想にもありました。
自分を変えるには意識し行動し続ける
二度目の受講でしたが、今回も自分がやらなければならない事、すぐにでも自分にできる事を見つけることができました。
しかし意識して続けることがとても難しいのです。
そうなんです。意識して続けるということが、一番難しいことなんです。
ところが、この感想を書かれたお母さんは新たな気づきを見つけられています。感想の続きです。
今回、講演を聞いていて我が子の良い点を見つけました(気づきました)。
「ありがとう」「ごめん」「さすが!」「すごい!」を普段からよく使っている・・・息子。
小さな事でも、何か出来た時の口癖が「天才!」。
自分、そして相手との関係をうまくコントロールしているのだなあと学んでいかないといけないと感じました。
子どもは皆、物事をプラスに捉える資質を生まれ持っていて・・・、身近にいる大人の関わりや感覚によってその捉え方が変わっていくのかな・・・?
私の中には「べき」も子どもへの期待もたくさんあります・・・が、何度も今回の話、自分の気づきをふりかえり、変わっていきたいと思います。
そして子ども自身が今育とうとしている力の成長を願っていきたいです。
児童&保護者の講演後に、さらに保護者だけに子育てで大切なことについてお伝えしました。
その中で、子どもの短所よりも長所に注目する大切さに気付いてもらうんです。
感想を書かれたお母さんは、早速自分のお子さんの長所を探そうとされたのでしょう。
このように、学んだことをすぐに行動へ移すってことって、すごく大切なことなんです。
そうしなければ、どんどん記憶から消えて行ってしまいますからね。
「意識して続けることがとても難しいのです」と書かれていますが、それでもあきらめずに意識して続けようとされることが素晴らしいですね。
そして、その繰り返しの積み重ねが、最終的には自分の中に落とし込めることとなり、意識しなくてもできるレベルへと変わっていくのですよ。
それを子どもたちはいとも簡単にやろうとします。これは親がぜひ参考にしてほしいこと。
さらに、子どもが行動したことで親までかわることができたという、児童のすごい感想もありました!
ぜひ次のページでご覧ください。
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