怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
昨日は2019年第1回目の講演で、赤磐市立山陽東小学校PTA人権教育研修会で、5・6年生児童&保護者の皆様へアンガーマネジメントをお伝えしました。
子どもが笑いながら学べるアンガーマネジメント講演
山陽東小学校では、児童&保護者へ35分講演して、その後、保護者へ25分講演させていただきました。
児童&保護者へ講演するときは、子どものためのアンガーマネジメントの内容です。子どもでもわかりやすいように、笑いながら学んでいただきます。小学校1年生から対応可能ですよ。
その後の保護者対象では、アンガーマネジメントでキーワードとなる【べき】について中心に、親の【べき】を断捨離して、子どもを許す気持ちを持ちましょうという話をしました。
さて子ども対象には、必ず伝えている内容がこれ。パワーポイントのスライドを紹介しますね。
心のコップへ『トゲトゲのもと』が入ると怒りやすくなるってこと。これは、子どもだけではなく、大人だって同じ。
だから、心のコップへは『フワフワのもと』が入っていたほうが、怒りにくい。
さらに、自分の言葉や自分の考えていることが、イライラのもとになっていることも話しています。これは脳のお話。
「バカ言うやつは、バカになるんじゃー!」って。「これはホントじゃでー」と、子どもたちへは伝えています。
実際に、脳の潜在意識へは、自分の言う言葉や考えることは、深く刻まれ、自分の行動へ大きく影響しているんですから。
こうやって、子どもたちでもわかるような講演をしています。今回は35分で5・6年生へ伝えましたが、45分の授業時間で1年生からでも伝えることもできます。
親が子どもへ求める理想や要求の基準を下げれば楽になる
児童が退席してからは、保護者対象に【『べき』の断捨離で親子関係はもっと良くなる!】と、子育てで大切にしてほしいことについての話。
親って、子どもに対して「宿題はすぐするべき」「ゲームは時間を守るべき」「部屋は片づけるべき」などなど、ありとあらゆる【べき】を持っています。
それは、子どもの成長を願ってのものだから、当然といえば当然なのですが、子どもにとっては重荷になったり、うっとおしいものです。
また、親が子どもに求める理想の【べき】を子どもができていないと、親はイライラしちゃいます。
親の【べき】が多ければ多いほど、子どもへ求める理想は増えますから、必然的に親は子どもへ対してイライラすることが増えていくわけですよね。
親がイライラするだけならいいですが、それを子どもへぶつけてしまうわけですから、子どももイライラしたり、顔色をうかがったり、不安になったり・・・、子どもにプラスになることってないですね。
さらに、子どものやる気を出させるポイントや親として大切な心構えなど、僕が中学校現場で経験してきた事例なども踏まえてお伝えしています。
時間や講演の構成など、学校のご要望に合わせて行っています。また、最近はリピートも増えています。さまざまな、バリエーションが可能ですので、ぜひ一度お問い合わせくださいね。
今回は某社会福祉法人で昨年講演させていただいたときに参加してくださっていたかたが、PTA役員をされていて「職場の研修で良かったので、子育ての部分でアンガーマネジメントの話を聴きたくてお願いしました」と講演終了後に知らされました。本当にありがとうございます。
企業研修から学校の講演まで対応しています。今年の講演予約が、昨年よりもペースが早く入ってきていますので、早めの予約がいいですよ。昨年もお断りした学校が数校ありましたので。
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