褒めるときは具体的 に伝えないと、子どもから見透かされます!
岡山発、思春期の子育てにアンガーマネジメントとコミュニケーションの研修・講演の講師、元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
前回のブログ悪い所を叱る より大切!子どもの当たり前の良い行動に注目で『叱る』ことについて書きましたが、今回は『褒める』ことについてです。
2年前、高知県立高知国際中学校PTA研修会で講演をさせていただきました。
僕を紹介してくださった方が、夜は子育て座談会や懇親会まで開催してくださいました。
あれからもう2年。懐かしいです。
アンガーマネジメント講演を褒てくれた妻
さて講演には妻も同行し、最前列で僕の写真を撮ってくれたりしていたのです。
講演の中では「今日は世界四大美人の妻がアシスタントで来ております」って、紹介しましたけどね(笑)
僕が行う保護者対象アンガーマネジメント講演を久しぶりに体験した妻。
以前から、僕の講演を褒めてくれてはいましたが、今回はべた褒めをしてくれたんです。
流れるようにしゃべって、それも90分間も。途中で疲れるそぶりも見せず、時間配分もきっちり考えられていてすごいよね。
私だったら、途中で何を話すかを忘れてしまうし、なによりあなたは何も手元におかず、投影されたスライドだけで何も見ずにスラスラと話をしていくから、私も久しぶりに見て感動したわ。
さらに、参加者の集中力を切らさず退屈させないよう、隣の人との話し合いを入れたりしていることも、すごくいいタイミングだったよ。
いやあ~、今日はもう圧巻だったわ!いなっち先生、お世辞抜きで本当にすごかったよー!
講演終了後、移動する車内で妻はこんなことを言ってくれました。ここまで妻から褒めてもらったことはなかったので、すごく嬉しかったです。
褒め方を間違えて大失敗の教師時代
僕は『褒める』ことについての専門家ではありませんが、教師時代から思っていた『褒めるときの大切なポイント』についてお伝えしますね。
これは講演会でもお伝えしていますが、「すごい!」「いいね!」ばかりでいつも褒めていると、言葉に重みがなくなるんです。
これは子どもへ褒めるときに気を付けたほうがいいですよ。
実は僕が教師時代にそれで失敗したことがあったのです!
その失敗については、次のページへ続く。
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