怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
一昨日は初の高知で講演。高知市立神田小学校の5~6年生&保護者の皆様へアンガーマネジメントや子育てで大切なポイントをお伝えさせていただきました。
また夜は座談会も開催していただき、参加された方の子育てのお悩みに明るい展望を持てる素晴らしい会となりました。講演、座談会、それぞれに関わられた皆様に心から感謝申し上げます。
歴史上偉大な人物が運命の決意をした和霊神社とは?
さて神田小学校の講演前に、近くにある【和霊神社】へPTA役員のかたが案内してくださりました。実はここ、歴史上偉大な人物が立ち寄ったすごい場所なんです。
その偉大な人物とは?【坂本龍馬】。1862年3月24日土佐を脱藩するとき、この神社へ参って水杯をしてから運命をかけた旅立ちをしていったそうです。
一般的な整備された神社とは違い、森林の中にひっそりとたたずむ神社。でも、空気感は神社の鳥居をくぐってからは違いますね。穏やかで澄み切った空気感。
記念撮影した最初の鳥居をくぐって、不規則な石段を歩いて登ります。なかなかいい運動になりました。ヒノキ林を登っていくとこじんまりとした神社があるんです。
何か大きな決意をもって成し遂げたいことがある人は、この神社へ参るそうです。あの超有名な某情報通信会社の社長もここへ参られたとか。
坂本龍馬の評価は分かれる?
坂本龍馬に関しては、諸説いろいろあり評価も分かれたするようです。地元の高知県民のなかでは、故郷を捨てた人ということで高く評価しない人も結構いるとのこと。
しかし、海援隊、薩長同盟、大政奉還、これらに関わって功績を残したということも事実でしょう。坂本龍馬のファンからすれば、それらの功績は当然のことで、間違いのないことだとなるでしょうね。
ただ、物事は一方向からだけ見てはいけないということも大切。それは子育てにおいても同じで、自分の子どもに対しての見方を一方向から見て決めつけてはいけないのです。
子育ても子どものできないことばかりに意識を集中しない
「うちの子どもは〇〇だ」と決めつけて見ていれば、そのことしか見えなくなってしまいます。それは脳のしわざで、一つに意識を集中すると他のことが見えにくくなるんです。さらに、自分の見たいように見ちゃうんです。
子どものできないことばかりに意識を集中してしまえば、できないことばかりに目が行く。そうなると、親は子どもにイライラしたり、怒ることも増えていきます。
坂本龍馬だって完璧な人ではなかったようです。発達に凸凹があったとか、新婚旅行で高千穂峰の山頂にある『天の逆鉾』というご神体を引き抜いてしまったりとか、常識では考えられないこともしたようです。
でもだからこそ、自由な発想でいろんな人と関わり歴史に名を残していったのではないでしょうか?僕たちも完璧じゃないですし、完璧な人なんていません。親も子どももそうですよね。
脱藩という当時は絶対に許されない行為。でもそこまでして、成し遂げたい想いを貫いた坂本龍馬。そこまでの大きなことじゃなくても、子どもはいろんな可能性を秘めています。親は子どものやることを応援して、見守ってやることしかできないなあって、あらためて感じました。
そんなことを感じて、僕も大きな決意を和霊神社で記帳して講演へ向かいました。
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