怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
毎日晩酌します。昨日は少なめにと思って芋焼酎湯割り2杯だけ。僕が芋焼酎を飲むようになったきっかけは、結婚前に妻の自宅へ泊りに行ったとき、義父から進められて飲んだこと。妻の両親は鹿児島出身だから、毎日義父はビールの後は芋焼酎の湯割り。
初めて芋焼酎を口へ入れたとき、何とも言えない臭みが鼻の中へ吸い込まれて「うわっ!くさっ!美味しくない」と、思ったのを強烈に覚えています。まさか毎日飲むようになるなんて、当時は思いもしませんでした。
しかし、なんだかんだ飲んでいくうちに、芋焼酎の独特の香りが大好きになったんです。今では、焼酎は芋が一番好きですね。
強制されるから勉強嫌いになる
毎日飲める芋焼酎ですが、水割りにしたり湯割りにしたり、自分のペースで飲みたいように飲めるから楽しい。ブログをこうやって書いているときも、ちびりちびりと飲みながら書いていることが多いです。
もし強制的に飲まされたらどうでしょう?「もっと飲め!」「早く飲め!」と自分のペースじゃなかったら、ちっとも美味しくないでしょうし飲みたくなくなります。
これって子どもの勉強も同じだと思うんです。「もっとこれを覚えなさい」「早くこれができるようになりなさい」と強制されることが多いから、勉強嫌いになるんです。
本当は自分が学んでみたいと思ったことを思ったときに学び始めるのが一番いいのにって感じます。まあ、なかなか義務教育のうちはそうはいきませんよね。
でもせめて家での勉強は、子どものペースでさせればいいと思います。「そんなことしたら、うちの子どもは宿題さえも全然やりません」と反論があるかもしれませんね。
いっさい手を出さずに、子どもに任せてみればいいんです。家で宿題やらない子どもだって、なんらかの手を打ってますから。
教師をやっていたころこんなことを言われたことがあります。
「うちの子は、家で宿題やっている姿を見たことがないので『宿題やったの?』って聞いたら、『学校でやってるから大丈夫』って言うんです」と。
実際にその子どもは、放課後や朝学校で宿題やってたようです。でも、それで何とかなっているからいいんですよ。
時には友達のノートを写したりして、自分の力でやってないかもしれません。それも大切なことです。人に頼んで見せてもらうためには、それなりの交渉力も必要。さらには、信頼も必要。それに、人のを写すばかりでは実力がつかないと思ったら、自分でやることもするでしょう。
大学時代フランス語の試験のとき。僕はまじめにフランス語の試験勉強してきたのに、親友が後ろの席から「おい!ちょっと見せてくれ」」とのぞき込んで、フランス語の教授から「君、見てはダメ!」と注意を受けただけで、彼は単位も取れました。今では立派な教師をやっていますよ。
子どもも親もwant toを求めていけばいい
まあそんな感じで、なんとでもなるんです。子どもに任せておきましょう。そして子どもには『have to』よりも『want to』で、いろんなことに取り組んでもらえたらと思っています。
我が家の3人の子どもたちは、『want to』でいろんなことやっているなあって感じます。
長男は大学時代やりたいことが多すぎて時間がもっとほしくなり、バイトを辞めました。仕送りを増やすのはきつかったのですが、「want to」で一杯の気持ちを応援したおかげで大学から表彰受けたり、今の仕事につながりました。
次男は勉強が大好き。まさに『want to』。高校時代は、毎日自主的に学校へ残って勉強して21時くらいに家に帰ってきていました。そして大学生となった今は、バイトにサークルに勉強にやりたいことを思う存分楽しんでいます。
末娘は自己肯定感高く、自分は自分のままでOK。勉強はさておき、学校が楽しい。
子どもたちがそれぞれに『want to』で過ごしてくれていれば、親は幸せ。親は親で自分の『want to』を求めていけばいいんです。
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