岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
孫のひなちゃんは見張るくらい急成長してます。詳しくはこちら➡子どもの人生は親のものじゃない!自分で決めさせる
2学期が始まったとか、もうすぐ始まるという家庭が多いことでしょう。
学校から帰った子どもへ対して、真っ先に何を言って、どんな態度で関わっていますか?
親は自分に言ってほしい言葉を子どもへかけること
実は先月と昨日、(株)アークリードの岩田社長が計画中の医療福祉業界で働く人のための動画コンテンツに、僕のコミュニケーションスキルを動画として撮影させていただきました。
嫌な上司を演じてみたり
女性部下を演じてみたり、きっと楽しくて役に立つ動画に仕上がっていると思います。
公開は9月中旬だそうですので、公開が決まったらお知らせしますね。
この動画のなかで僕の担当は、上司が部下と良い関係を築くためのコツや、職場のコミュニケーションがより良くなるためにと考えています。
さて、職場でも家庭でもコミュニケーションで大切になってくるのが、相手に対して肯定的な関りをするということです。
他人から「こんにちは」と言われれば、「こんにちは」と笑顔で返す。
こういうことは、当たり前のこととして行っていますよね。まあ、そうじゃない人も時にはいますけれど・・・。
他人には笑顔で肯定的な関りができるのに、我が子になると否定的な関わりのほうが多くなっているってことがないですか?
子「ただいま~。あ~、疲れた~。めっちゃ暑かったし~。」
親「おかえり。ハイハイ、もうわかったから、早く手を洗って、学校から渡されたものを出して!」
こんなやりとりをしがちじゃないですか?
ついつい、親の都合で子どもへいろんな要求をしているってこと。
これを大人の立場に変えてみましょう。
親「ただいま~。あ~、疲れた~。めっちゃ暑かったし~。」
子「おかえり。ハイハイ、もうわかったから、早く手を洗って、買い物してきたものを出して!」
あなたは、子どもからこんなこと言われて嬉しいですか?
なんだか子どもからバカにされているような気持ちになったり、仕事から帰っているのに少しくらいは労いの言葉や感謝の言葉がほしいって思いませんか?
子どもだって同じ気持ちだと思うんですよ。
仕事ではないけれど、学校に一日入れば、親と同じで心身ともに疲れることがあります。
とくに、今年のように早い時期からの2学期スタートは、連日の猛暑のなかで授業を受けるなんて、すごく大変なことだろうなあって思いますよ。
笑顔と労いの言葉だけで子どもは落ち着ける
子どもに対してあれこれ言うより、まずは「お疲れ!」「暑かったでしょう!」「大変だったね!」といった労いの言葉をかけてみませんか?
そしてそのときに、どんな表情や態度がいいでしょうか?
それは、親自身がそうしてほしいという表情や態度ですよね?
子どものほうへ『顔を向ける』ことと『笑顔』ってこと。
それは、何分もかかることではない、ほんの一瞬の動作です。
たったこれだけの一瞬の動作だけで、心は癒されるもんですよ。
この一瞬の積み重ねは、子どもにとって、とてつもなく大きな影響を与えますからね。
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
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