怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
子どもにありのままを認めていますか?
子どもは親の理想を叶えたいと思う
こんな記事をヤフージャパンニュースで発見しました。
➡堀内恒夫氏、野球辞めた孫へ愛情あふれるメッセージ「今までありがとうな」
お孫さんが高校で野球を辞めたことに、おじいちゃんである堀内さんがお孫さんへ対してとっても温かいメッセージを送っています。
俺はね野球じゃなくてもいいのよ。やっぱり元気でいつも笑顔で自分らしく生きてくれた方がじぃじは嬉しいもんよ。お正月休みも毎朝1人早くに起きてランニングをしていたのは知っていましたよ
これこれ!僕はこのメッセージに感動しましたし、これは子育てされている親御さんにも伝えたいなあって思ったんです。
前回のブログほめるも叱るも目的は同じかも?親の自己愛を満たすための手段でも、『親の思い通りにしたい』という、親の自己愛を満たすために子どもをほめたり叱ったりしてはいけないと書きましたよね。
子どもへ対して親の理想を押し付けていないから我が家は大丈夫と思っているあなた!
実はもしかしたら、それは親の勝手な思い込みかもしれません。
子どもには根拠のない自信を持たせる
子どもは親の反応にとっても敏感ですから、幼い頃からの親の言うことをずっと自然に聞いていますから、「こうすれば親は喜んでくれる」ということも、自然と身につけていきます。
なので、親の理想を子どもへ直接伝えていなくても、子どもは「こうしておいた方が親は喜ぶだろう」といったことを、自然とやっていくんです。
「お父さんは◯◯高校へ行ったんだよー。だから、お父さんは立派な会社へ入ったんだよ」と、何気なく言っている言葉が知らず知らずのうちに子どもを苦しめていることだってありますよ。
「うちは、おじいちゃんもお父さんも◯◯高校行ってるから、自分も行った方がいいんだろうなあって思うんです」
こんなことを言った中学生もいましたから。
そんなちっぽけな基準で子どもが育っていくことが、親としての本当の喜びでしょうか?
今回紹介した堀内さんの記事のように
「元気でいつも笑顔で自分らしく生きてくれた方がじぃじは嬉しいもんよ」
これこそが、子育て孫育ての本当の喜びなんだと、改めて気づかされました。
それは、我が家の子ども達に対しても同じ。
特に末娘の生き方を見ていると、「自分は自分のままでいい」と、結果や能力に左右されない自信でみなぎっています。
だから、テストの結果に一喜一憂することないし、学校のことで深く思い悩むこともないです。
このことについては、このブログ子供の自己肯定感の高め方!初詣に願い事がない娘にヒントありをご覧ください。
娘には『根拠のない自信』があるんです。
僕は、これが『生きる力』だと思いますし、これがなければ困難に打ち勝つことはできないと思います。
『根拠のない自信』を身につけるにはどうすればいいのか?
子どものありのままを認めるということなんですよ。
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