子供が問題行動 起こしても大丈夫。子育てはいつからでもやり直せます!
岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
孫と娘が帰省してます。規制と言っても同じ岡山県内でそんなに遠くはないのですけどね。
帰省した2日目の朝のこと。娘は朝の支度や妻は洗い物をしていて、僕が孫を抱っこしていました。
僕「ひなちゃんが自分から手を出して抱っこをせがんでくるんよ!もう可愛すぎてたまわんわ。」
妻「抱っこしてもらって、すごく助かるわ。」
僕「今じゃあ、我が家で「抱っこして」とせがんでくる子どもは誰一人おらんけえ、今しかできないことがメッチャ貴重じゃわ。」
と、孫を抱っこしている僕に妻が嬉しそうに言ってくれたところまでは良かったのですが、その後にズバッと過去のことを指摘されちゃいました。
妻「我が子の時には、今日のような休日の朝は自分だけ寝ていたし、夕飯の準備している時はランニングに出て行ったし、こんなに子どもを抱っこしてくれたことなかったよねー!」
僕「あっ!ハハ・・・、確かにそうじゃったなあ。申し訳ない。」
今思えば、子どもが抱っこをせがむ時期に、抱っこしなかったわけじゃないですし、放ったらかしにしていたわけじゃないですが、もっともっと抱っこしてやっておけばよかったなあと思います。
抱っこができる時期なんて、気づけば終わってしまって、身体に触れることさえさせてもらえませんからねえ。
人は成長していく過程で、必ず達成しておかなくてはいけない『発達課題』というものがあり、抱っこすることは発達課題を達成するためにもすごく大切な関わり方です。
発達課題を達成するためには、子どもへ「〇〇しなさい」「〇〇してはダメ」など指示して子どもに達成させるのではないですよ。
では、発達課題を達成するために、親はどんなことを意識すれば良いのでしょうか?
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