岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
前回のブログ運が良くなる人の共通点!親の思考が子どもへ悪影響及ぼすでは、子どもの運が良くなることについて考えてみました。
社会人の長男は中学校を卒業して以来、9年間ずっと一人暮らし。
よくやってきたなあと感心しますし、すごい運の良さを持っているなあと思うのです。
それはなぜか?
高校入試も大学入試も就職試験もストレート合格
子どもの自慢をするつもりではないのでお許しを。
ただ僕たち夫婦からすれば、「こんなにすんなりと入学できるの!?」という気持ちなんですよね。
高校は吹奏楽をするために、親元を離れて岡山市内にある強豪校へ。
高校から声がかかっていたので、一応試験は受けていますが、ほぼ合格したようなもの。
そして大学は、高校にある指定校推薦枠で推薦してもらえました。
大学へ入試を受けに行くことなく合格。
「そんなことあるんかー!?」って、こういう経験のない親からは驚きしかありませんでした。
そして就職試験は、第一希望の会社だけ受けて合格。奇跡的なことですよね。
運を受け止める準備をしていなければ運は良くならない
運がいい人って、何もやってないのでしょうか?
空から急に良い運が降って来る?そんなわけないですよね。
僕は思うんです。
『運はやってくるものではなく、自分でつかむもの。』
例えばヨット。
ヨットは風がないと進みません。良い風が来れば、スピードも上がります。良い風が来ていても良い風を受けるための『帆』を広げておかなくては、風は受けられませんよね。
常に風の方向を感じながら、少しでも風が来れば帆で受ける。
自分で運を受け止めるための帆を広げておくという準備があるから、運をつかんでいけるというわけです。
子どもがやりたいことをやっていたから運をつかんだ
長男は吹奏楽をしながら、僕の使わなくなったパソコンでゲームや画像・動画の編集を覚えていきました。
暇さえあれば、楽器を吹き、パソコンをいじりながら、宿題をするマルチタスクプレイヤー。
高校になってからは、自分専用パソコンでさらにグレードアップ。
ビデオカメラで撮影した動画を編集しDVDにして、卒業していく先輩へ配っていたり。
そのビデオカメラは我が家から持っていって、カバンの中に入れて運んでいた時、弁当の煮物の汁がこぼれてビデオカメラは再起不能。また新しいのを買ってやりましたが(涙)
そんなハプニングもありながらも、おかげさまで学校の方からも指定校推薦枠に「稲田君なら自信をもって送り出せる」と太鼓判を押してもらえました。
さらに大学へ入ってからは、大学のカリキュラムだけじゃ物足りなく、自分でやりたい勉強を学ぶために、会ったこともない人とコンタクトを取り、自分の研究を深めます。
そうやっていくうちに、今の会社の人と知り合いバイトにいくようになり、就職試験の時も「稲田君なら大丈夫だと思うよ」と、また太鼓判押されたんです。
与えられたことだけをやっていたら、こんなことにはならなかったでしょう。
自分がやりたいことを追及し、まさに運をつかむための帆を広げ続けていたからだと思うんです。
子供を信じてやりたいようにさせればいい
大学に入って最初は某牛丼店の深夜バイトしていました。でも、勉強に集中したいからやめると。
学費が高いからせめて何か少しでも、バイトしてほしかったんですが、僕たち夫婦は何も言わないようにしました。
だって「勉強に集中したい」という気持ちを遮りたくないじゃないですか。
すると長男は、民間の財団から返還不要の奨学金を自分で勝ち取ってきたんです。
これは大学からの推薦もいりますし、さらに審査や面接などとてもハードルの高い奨学金です。
子どもを信じて何も言わなかったことで、子どもが自分で考え開拓していきました。
子どもって、親が思う以上にたくましいです。
子どもを信じてやればいいんです。あとは、学費の借金をすること(笑)
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