岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
【子どもを平等に育てないくていい】
そういわれると「えっ!?」って思われるかもしれません。
きょうだいで差をつけるとか、比較するというのは良くないですよ。
ただし、きょうだいだからといって、親が平等に同じ関わりをするというのも違うんです。
今回のブログは2018年に書いたものですが、我が家の3人の子どもたちがとっても仲がいいんので我が家なりの子どもたちへの関わりを紹介しますね。
何もしない高校生娘に怒らない親
次男が家にいると、凄く助かるんです。
僕たちが何も言わなくても、察して動いてくれる。
・風呂を洗って入れる
・洗濯機が止まったら干してくれる
・食器を運んでくれる
やってくれたら助かることを自然にやってくれます。
ところが長女(末っ子)は違います。
次男がせっせとできた夕食を台所から運んでいても、ドカッと座ってスマホに集中。
こういう状況なら「じっとしてないで少しは手伝ってよ!」と、世間一般の親はいうのでは?
でも我が家はそこまで言いません。
親に気を遣わず自主的に動く息子
次男がやってくれるなら、それでいいからです。
次男がいないときは「ご飯取りに来て―!」って、頼みますよ。
言えば動いてくれますから、特に大声出す必要もなし。
でもこんなことを思われる人もいるかも?
「次男君ばかりやらせて、なんだかかわいそう」
だから一度次男に聞いたことがあるんです。
僕「いつもやってくれて悪いね」
次男「やりたいからやっているだけ」
こう答えたんです。僕はもう感心しましたよ。
親に気を遣っているわけじゃないんですよね。
きょうだいの違いを認めて比べない子育てをする
兄妹でここまで違うと、思わず言いたくなります。
「お兄ちゃんは手伝ってくれるのに、なんであなたはできないの!?」
でも子どもはそれぞれに得意、不得意がある。
娘はマイペースですが、人に流されにくい。
だから女子のトラブルに巻き込まれたことなし。
マイペースですが、わがままなわけじゃない。
高校ではマネージャーとして気を遣っているようです。
手伝いなど社会的体験を子どもにさせたいならば、家庭の中でも外でもどこでも、どこかでやっていたらいいと思います。
だから家に帰ってからは、ダラダラさせてやりたい。
学校で一生懸命やっているんだから、どこかで息抜きが必要なんですよね。
兄妹を比べるのではなく、一人ひとりの子供にあった対応をすればいいんです。
子どもに合わせた接し方をしていればヒガミもない
我が家はこのように、長男、次男、長女それぞれに合わせた接し方をしてきました。
「妹だけに甘い!」と兄たちから言われることもないです。
3人それぞれが、お互いの良いところを認め合っています。
だから兄妹喧嘩が、全くなし!
幼い頃は少しありましたが、いつからか覚えていませんが見てないですね。
兄妹だから平等に接するなんて無理です。
無理やり平等に接しようとするから大変。
この子はこれでいい。
子どもの全てを認めていけばいいんです。
関連するブログもどうぞ!
→女子高校生の娘にクドクド叱るのをやめた親の対応に子育てのヒントあり
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