家庭も職場もフォロー し合えていますか?
仕事も子育ても順調なのになぜかしんどい、と思ったら読んでみてください。
岡山発、思春期の子育てにアンガーマネジメントとコミュニケーションの研修・講演の講師、元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
見通しを立てて、客や同僚に配慮が出来て、仕事の成果も出せている。
しかも家庭のこともやって、子どもとの関係も良好。
そんな人が同僚や家族にいると、とても過ごしやすいですよね。
仕事も子育ても上手くいっている人の中には「メタ認知」が高い人がいます。
メタ認知が高い人とは?
「メタ認知」とは、イメージで言うと、高い所から自分のことを冷静に見つめ、周囲とのバランスも見ながら「ああしたほうがいいな」「こうしたほうがいいな」と判断し行動していく力のようなものです。
自分をモニタリングしている感じですね。
ちなみに「メタ認知」とはアメリカの心理学者が定義した心理学用語で、教育学やビジネスの人材育成でも使われています。
僕もよく自分がイライラしたときは「何に反応してる?」「どう感じてる?」「どんな表情してる?」「相手の事情はどうだった?」と自分を観察しますが、次にどんな行動を選択するのがいいのか冷静に判断するために、とても役に立ちます。
「メタ認知」が高い人はいいところがいっぱいあります。
相手との距離を上手に保ち、自分の立ち位置も分かっているので人付き合いが上手です。
自分自身を客観的に見つめるので、感情のコントロールも上手です。
柔軟性が高いので、トラブルがあっても上手に処理します。
ここまで挙げただけでも素晴らしいことばかり。こんな人が親、同僚、上司、部下ならいいでしょうね。僕もそうありたいと思います。
ここまで読んで心当たりのある人は「メタ認知」の高い人かもしれませんね。とても素晴らしい能力をお持ちの人ということです。
ところが!!「メタ認知」が高い人にも落とし穴があるんですね。
次のページへ続く。
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