子どもの人生へ親がレールを敷かない!
子どもの人生は子どものもの!
岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
卒業式のシーズンですね。先日は妻が保護者代表の謝辞を卒業式の謝辞で困ったら?保護者代表の挨拶はシンプルにで紹介したところ、大変反響が大きくご覧くださったかたには改めて感謝申し上げます。
今回は、次男が高校生のときの卒業式について。当時、担任の先生から伝えてもらったメッセージが心にしみる印象深い内容だったので紹介します。
卒業式での先生からのメッセージに感動
卒業式の後、教室に戻って最後のHR。担任の先生が涙ながらに生徒へ一人ずつメッセージを言ってくれました
次男へのメッセージ
稲田君は科学者や研究職とか自分の理想を追求することになるんだろうなと思います。
科学者って不可能を可能にするのだと思う。
人からは絶対そんなこと無理何言ってるの?
逆境がひたすらくるような、そんな状況になることもあるかもしれないです。
稲田君の周りの99人がそれを間違いだと言っても、だれか一人が信じてくれるのであれば、その一人を信じて、不可能を可能にしていけるよう研究者であったり、自分の道を極めていってください
担任の先生は毎日のように、放課後、次男の勉強につきあってくださり、遅い日は夜の9時くらいまで面倒を見てくださいました。
自分の時間を犠牲にしてくれてまで付き合ってくださって、本当にありがとうございます。
次男は第一志望大学を最終的にあきらめるんですが、担任の先生は「最後の最後まであきらめるな。可能性が0でない限りやってみよう」って、次男を信じ励ましてくれました。
次男の勉強方法は、他人から見れば非効率的で時間もすごくかかっていました。
でも、それを否定せず、信じて励ましてくれた先生。3年間この先生だったからこそ、次男は頑張れたんだと思います。
果たしてその後の次男は、先生のメッセージのようになっていったのか?
次のページへ続く。
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