岡山コミュニケーション研修講演企画いなっち先生こと稲田尚久です。
今ではすっかりママらしくなってきた娘が、高校2年生のときのこと。
なっ、なんと!「耳かきして」って、言ってきたんです。
僕の心の中は「よっしゃー!うわあーお!」と思わず、雄叫びをあげたくなりましたと。
でも、顔はニコッと冷静さを保ちながら「はいはい、いいよー!」と(笑)。
娘が僕のところに寝転がって、耳かきスタート。
「そこそこ。そこかいてー」と、目を閉じて寝ちゃっているかのような表情。
このまま寝てもらってもよかったのですが、それはムリでした。
でも、最高に幸せな時間でしたね。
親の期待に子どもが応えていたら危険
「なんだ、ただの親バカぶりを自慢したいだけ?」と思われたあなた。
そうです。親バカ自慢です。でもね、親はそれでいいと思いますよ。
今は爺バカです。詳しくはこちら➡親バカも爺バカも最高!
ただ、親の期待通りの子どもを自慢するのは違います。
親が望んだような人生を歩んでいることを自慢するのはどうかと思います。
子どもが親の期待に応え、親はそれを喜ぶ。
それは、良い親子関係じゃないですし、そこでなにも疑問を持たないのは危険。
子どもが期待通りにならなかったらどうなるでしょうね?
親としても不満ですし、子どもも自分自身に対して不満を持ちます。
そこでまた努力して結果を残せる子どもなら、さらなる努力の積み重ねをしていけますよ。
でもそういう子どもばかりじゃないです。
期待に応えられないことで自己否定をし、できない自分を受け入れられないことで苦しむのですよ。
できることもあれば、できないことある。
不完全は悪いことじゃないし、それを認めてやることが親の役目だと思います。
会話がなくてもいっしょにいる安心感で充分
子どもがテレビ見ていて「ハハハ。これおもしろい」と言えば、「ほんまじゃなあ。ハハハ」というような関係でいいんですよ。
子どもが親へ何も気をつかっていない。
親も子どもへ何も気をつかっていない。
おもしろければ、笑えばいい。
特に何もなければ、ただ座っているだけでいい。
テレビ見たけりゃ見てればいい。
だから、我が家は食事中もテレビつけますよ。
僕がテレビ見ながら晩酌したいので(^^)
まあ、これは賛否両論あるかもしれませんけどね。
でも、食事中にテレビつけているから、親子の会話がないのか?まったく、そんなことはないです。
もちろん、テレビなしで自然に家族の会話があれば、それはとっても素敵なことです。
ただ、ムリに家族の会話を作らなきゃいけないから、食事中はテレビ禁止にして、子どもとむりやり会話をしていることは違和感ありますね。
そうやって「良い子育てをしなければならない」と、子育ての理想を高くしてしまって、子どもを叱る回数が増えているなら、今の子育てを見直した方がいいかもしれませんね。
親も失敗していいんです。子どもの失敗も許してやればいいんです。
「ごめんねー!」って、子どもへ素直にいえることですね。
ありのままの子どもを受け入れ、ありのままの親の姿を見せられたら、それだけでもう素晴らしい子育てになるんじゃないのかなって思います。
でも、親としてイライラを子どもへぶつけたくない。その気持ちわかりますよ。
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