岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
いよいよ3月9日は岡山県公立高等学校一般入学者選抜、いわゆる一般入試ですね。初めて受験生を抱える親御さんにとっては、ドキドキハラハラで落ちつかないことでしょう。
我が家の子どもたちも受験は経験しましたが、特に次男の大学入試はハラハラドキドキでしたよ。
模試の結果が悪かったときの対応は?
次男が高校3年で、大学の模試を受けたときのことです。
僕は次男を車で迎えに行き、車に乗ってきた次男と次のような会話をしました。
僕「お疲れ。どうだった?」
次男「う~ん・・・悩みすぎて後から思えば、そんなに考えすぎなくてもよかったと思えることや、時間配分を間違えたことなどがうまくいかなかった。」
僕「そうかそうか。自分の弱点が発見できていい成果があったなあ。次に生かせる反省ができてよかったじゃん!」
次男「うん。模試を受けてよかった!」
僕「そのための模試じゃもんな。」
次男「ほんとほんと。」
どこにでもありそうなこの会話。でも僕からすれば、ものすごい進化だったのです。
以前の僕なら「なにそれ?もったいないなあ!」と言っていたに違いないでしょう。
アンガーマネジメント、選択理論、アドラー心理学・・・その他いろんなこと学んでからは、我が子がやる気をなくす言葉がけが減っていきました。
それは、『あること』をしなくなったからなのです。その『あること』とは?
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