「 勉強よりもゲームや動画 ばかり 」と思っている親御さんに読んでほしい。
岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
5月8日、僕のライブセミナー進研ゼミ 学習法ガイダンス『子どものやる気が上がる!親子コミュニケーションのコツ』
では、「子どもが動画やゲームに時間使いすぎる」といった関連の質問も多く頂きました。
現在社会人、我が家の長男はまさにそうでしたよ。
ゲーム依存?スマホ依存?息子の将来は?
2~3年前のこと。お盆休みを利用して長男が帰ってきました。
家に帰っても長男は、僕たちのそばで暇さえあれば、ズーっとパソコンとスマホを触ってます。触っていない時間のほうが絶対に短い。起きている時間は、ほぼ触ってますね。
こういうのをスマホ依存と思うでしょう?実は違いますよ。スマホ依存とは?
一日の大部分をスマートフォンの使用に費やしたり、自身がするべき事をすべき時にしないでスマートフォンの使用をするようになる事をいう。
スマートフォン依存症になった結果、睡眠時間の減少、下を見続ける姿勢が主なため自身の体調に不都合をきたすようになったり、健全な社会生活が送れなくなってしまった者が数多く存在する。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
と書かれています。長男は社会人として健全に生活できています。さらに、パソコンとスマホが仕事に大きく関わっています。
例えば、東京の『すみだ水族館』での、昭和の雰囲気漂うレトロな展示空間で金魚鑑賞に浸ることができる『東京金魚ワンダーランド2019』の、床へ映る映像制作は長男が携わってます。
また、『京都水族館』での、オオサンショウウオと出会える 生息地を探検する疑似体験『京都水族館ぬめぬめワールド~世界最大級 の両生類は鴨川にいた!!~』も、床へ映る映像制作は長男が携わってます。
長男は幼稚園のときからゲームにのめり込み、中学校からは吹奏楽にのめり込むかたわら僕のお古のパソコンで映像処理や動画編集にのめり込み、大学は映像学部へ進み、今の仕事へ就きました。
一般的なご家庭から見れば、子どもを自由にさせすぎなんじゃないかと思えるくらい、ゲームやパソコンの使用時間は子どもへ任せてましたね。
いったいどうして、子どもへゲームやパソコンの使用時間を任せることができたのか?
次のページへ続く。
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