出来ない自分を否定するより、できることを伸ばしましょう!
岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
なんと!本日、確定申告の書類を税務署へ提出できましたー!やったー!
こんなに早くできたのは初めてのこと。
これもひとえに、連日夜通し書類作成をしてくれた妻のおかげなのです。
僕は、事務手続きや経理などがすごく苦手。
だから、確定申告の書類作成は経理担当の妻に全部お任せ。
ただし、妻から指示されたことだけは、最低限やっています。
ところが、僕が教師を退職して独立した初年度の初めての確定申告のときには、段取りがわかっておらず妻に大迷惑をかけましたねえ。
当時のことを振り返ってみると、『思考の癖』を書き換えることの大切さが見えてきました。
あなたのイライラや怒りは、自分の『思考の癖』が原因になっているかもしれませんよ。
妻から頼まれた仕事にブツブツ言う夫に変化
初の確定申告。(2018年2月当時)とは言っても、妻におんぶに抱っこ。
前年度に妻は経験済みなので、ほとんどやってもらっています。
さてこのときの僕は、研修の資料作りをしていました。僕の横で妻は、レシート類の整理中。
そのとき妻から頼まれごとがありました。
妻「ネットで買ったものが私にはわからないから、この一覧にどんな品物で、何のために購入したのか、わかるように記入していってくれる?」
と言われ、僕は過去のメールを確認しながら、一つ一つ記入していきました。
しかし、自分でもよくわからないものがあったりするとつい「なんじゃこれ~!もう~!」と、舌打ちはしませんが、ブツブツブツブツ・・・。
僕はこういった事務作業がすごく苦手なんです。さらに、自分のやっていたことを中断されるというのが嫌なんです。
でも、ここからは昔と違いますよ。
思考の癖を書き換えると感情も変わります
アンガーマネジメント学ぶ以前の僕だったら「なんで今こんな面倒くさいことさせるの?俺だって忙しいのに!」と言っていたに違いありません。
なぜなら、それは自分の思考の癖でしたから。
・自分が忙しくしているときに頼みごとをするべきでない
・事務作業は自分は苦手だからできるだけやりたくない
こういった思考の癖があるんですよね。
そして、それをウッカリ声に出しては、妻からの雷⚡⚡をくらっていたのでした。
でも、僕はここで思考を書き換えました。
・こんなに大変な作業を妻はほとんどやってくれているのに、少しぐらいは妻の負担を減らさないと申し訳ない。
・これくらいのことでイライラしたら、妻は何もやってくれなくなる。
・事務作業も落ち着いてやれば、スムーズに終わるはず。
・個人事業主なら誰もがやっていることで当然だ。
そう思っていると、自然とイライラせずに「がんばろう!」という気持ちになれたんです。
感情は勝手に生まれるのではなく自分でコントロールできる
今回使った方法は『認知行動療法』といいます。
『認知行動療法』とは?
認知(考え方やとらえ方)に働きかけて、行動を変えたり、問題を解決する方法
カウンセリングで使われることが多いですが、こうやって自分自身にも活用できます。アンガーマネジメントも認知行動療法の考え方をもとにしています。
関連するブログ怒りやイライラを減らせる!出来事への意味づけを変える大切さもご覧くださいね。
自分の思考は、自分の思い込みが強いです。
特に、不安やネガティブな気持ちの時ほど、悪い方向にばかり思考は向いてしまいますよね。そうなれば、イライラする感情につながります。
でも、今回のように思考を書き換えたことでイライラすることは起きませんでした。
と、書いたところで、おっと!妻からのご指摘が・・・
次のページへ続く。
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