岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
緊急事態宣言が出されていますが、お子さんはどのように過ごされていますか?
カラオケやプリクラなどで、まだ遊んでいる中高生もいるかもしれませんね。
もしあなたのお子さんが「明日友だちからカラオケ誘われたから、1時間だけ行ってもいい?」と言ってきたら、子どもへどんな言い方をしますか?
①「友だちとカラオケ行くなんて、何考えてるの!今はガマンするときにでしょう!コロナウィルスに感染したらどうするの!?ダメに決まってるでしょ!」
②「カラオケ行きたいよね。でも今ガマンして感染を広げないことに協力すれば、また友だちと楽しくカラオケに行ける日が早くやってくるし、あなたのガマンが日本全国を救うんだよ!広げない努力もすごい大切なことだよ。辛いだろうけど、終息宣言が出るまでは行くのをやめようね!」
①と②のどちらの伝え方が、より前向きにガマンできるでしょう?
①のように怒られて禁止させられるときは、「はいはい、わかってるから」と、とりあえずしぶしぶ言うこと聞くしかないですね。
②は、今ガマンをすることのリアルな効果が伝わりますし、より良い未来像が描けますから、前向きに取り組みやすくなりますね。
これは勉強をさせたいときも同じで、「勉強しないと、高校へいけないよ!」と言っても、子どもは本気になれないのと同じ。
それをすることで、自分にとってすごい喜びが待ち構えているとか、楽しいことがあるといった『快』をリアルにイメージできなければ、人間は行動を起こそうとしないんですよね。
たとえ無理やり行動を起こさせられたとしても、子どもは親からガミガミ言われる『不快』をさけるために勉強をするだけです。
前向きに勉強へ取り組むことはできにくいでしょう。
大人だって同じだと思いますよ。
コロナウィルスに感染したとき肺炎が重症化してはいけないから、大好きなタバコを仕方なく止める人もいるかもしれません。
でもタバコを止めてみると、今まで味わうことのなかった喜びをたくさん経験できる可能性もありますよね
「今までより体が楽になった」
「ご飯がすごくおいしく感じる」
「家族から嫌われず、リビングで一緒に過ごせる」
このように『快』をたくさん経験すれば、もっと『快』を求めて禁煙を続けていけるでしょう。
ところが、禁煙が辛くて「もう嫌だ!早く吸いたい!」と、毎日思い続けていたらそれが『不快』となりますから、コロナウィルスが終息したらまた吸い始める可能性が高くなると思います。
さて、コロナウィルス問題はいつまで続くのか、先がまだまだ見えにくい状態です。
まずは、私たち大人が感染拡大を防ぐために今できることを率先してやっていくことだと思います。
それは、子ども達の見本にもなります。
一人の力は微々たるものでも、1億人になればとてつもない力となりますよね。
自分にできることをやっていきましょう。
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