岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
子どが学校へ行くことを、ありがたいって思っていますか?
コロナウィルスの終息が一体いつになるのか?僕の仕事にも大きな影響を与えています。
学校が休みになったことで、大切なことに気づく良いきっかけも生まれているんじゃないかなと思います。
子どもが学校へ行くことのありがたさに気づく
先日、妻とこんな会話をしました。
僕「コロナウィルスがきっかけで、子どもが学校へ行ってくれることがどんなにありがたいことかって、気づける人が増えるとええよなあ」
妻「そうね。当たり前のように子どもを学校へ行かせているけど、それは当たり前なんかじゃないって思った方がいいよ」
僕「子どもが急に休みになって、親はやることが増えたり仕事を休んだりせんといけんようになって、イライラしたり困ったりしとるが。じゃけどそれって、今まで子どもが学校へ行ってくれとったときには、親は何にも気づかんかったことじゃで」
妻「うん、そうそう。学校でそれほど費用もかからずに色々な活動をさせてもらえるのは、本当はありがたいことなんだよね。1日8時間分の託児代や塾代を毎日払うとなれば、ものすごくお金かかると思うよ。」
僕「ほんとそうじゃなあ。コロナウィルスをきっかけに、親は自分の子どもへ関わることの大切さをもう一度感じでほしいし、世の中も仕事と子育ての両立をもっとできる方向へ進んでいってほしいわ」
妻「子育ての基本は親だから、親が子どもと関われるための補助金や制度がもっと充実したらいいねえ。」
僕「ほんとそう思う。20~30年前と比べて働くお母さんの割合がすごく高くなってるしね。働きたいお母さんもいるだろうけど、働かざるを得ないお母さんもいるだろうね。働かずに子育てに専念したい人への支援制度も欲しいとおもうけど、時代に逆行した考えなんだろうか??」
妻「子育てと家事に専念したことのある人が政治家だったら、もっと違った政策もできるんだろうにね」
さてこれを読んでいるあなたはどう思われるでしょうか?
僕たち夫婦の意見が絶対に正しいわけではないですし、違った意見の人もいて当然です。
当たり前って思うより感謝の気持ちを持つ
普段僕たちが当たり前に行っていることが、いざできなくなったとき、その価値に気づきます。
それは今の僕の仕事だってそうです。
公務員をやっていたときなんて、毎月当たり前に給料が入ってきて、給料のない月なんて想像もできませんでした。
独立してから仕事をいただけることのありがたさを感じていましたが、3月からはコロナウィルスの影響が自分の仕事にも影響。
2月までは当たり前に依頼がきて仕事をしていたのに、3月からは突然のキャンセルや延期だらけ。
仕事をいただけることが今まで以上にありがたいことだなあと痛感しています。
子どもが学校へ行ってくれること、元気に家に帰って来てくれること、8時間くらい学校にいても学費はほとんどいらないこと。
こういったことを当たり前って思うより、「ありがたいなあ」「うれしいなあ」って感じてみる。
そうすれば、子どもへいちいちイライラすることも減りますし、小さなことで怒るのがバカらしくなってきますよ。
毎日健康で元気に過ごしてくれること。
学校へ今日も行ってくれること。
ご飯を美味しそうに食べてくれること。
大声で笑ってくれること。
全てが愛おしく、ありがたいことって思えてきませんか?
『できていること』『あること』へ注目してみましょう!
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