怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
昨日は、美咲町立中央中学校の1年生の皆さんへアンガーマネジメントの授業をさせていただきました。5時間目がA組、6時間目がB組と、久しぶりに授業形態での講演に心ときめきましたね。
中学生が心を開く講師の自己開示とは?
中央中学校は妻がスクールカウンセラーとして関わっています。偶然にも妻の勤務日だったので、妻がずっと教室の後ろで見守ってくれていました。
子ども向け自己紹介での僕の鉄板『家族紹介』で、妻をこうやって紹介しましたよ。
「じゃあ、僕の家族を紹介するね。まず妻が一人いて、まゆみっていいます。」と言って、このスライドを出したら
「あれー!?もしかして!」とザワザワどよめきが。生徒の皆さんは、スクールカウンセラーの稲田先生がいなっち先生の奥さんだということにビックリ!
そして「世界四大美女の一人です。僕が勝手に決めたんだけどね」と一言。さらに、子どもの紹介から我が家へやってくる動物やら害虫の紹介まで。
アンガーマネジメントの講演には全く関係のないこと。でもこれが、子ども対象の講演にはとっても役立つんですね。
気難しそうな先生がやってきて立派な話をしても、子どもには響きません。すごく感動的な話でも、子どもたちが自分から聞いてみたいって心を開いてくれないとダメなんです。
子どもたちが心を開くためには、まず講師が心を開くということ。よく言われる『自己開示』ってやつですね。
こうすることで、子どもたちとの距離は一気に縮まって、どんどんと前のめりになっていきますよ。中学生でもとっても盛り上がります。
おかげでさまで、中学生からこんな感想をいただいています。
アンガーマネジメントの勉強とても楽しかったです!美術の教師だったなんてびっくりしました。いなっち先生はアンガーマネジメントの講師に向いています!
はじめはどんなことをするのかな?とか、めんどくさそうだなーなどと思っていました。授業が始まって、稲田さんがとてもおもしろくて、はやく続きがききたいな~と思っていました。途中でうつされるモニターの自どり画像がとてもよかったです。『許せる・まあ許せる・許せない』のゲームや、集中力の動画など、とっても楽しかったです。
中学生から、僕の工夫している部分について褒めてもらえるなんて、こんなに嬉しいことはありませんよね。ありがたいです。
子ども対象では、僕の自撮り画像をたくさん使います。
これも自己開示になりますし、子どもたちも親しみを持って学んでくれるんですよ。
2時間しゃべり続けても飽きずに面白いと言われる講師
さて、2時間とも参加してくれた妻。こんなことを言ってくれました。
先生方が「あの子たちに必要な話でした。もっと早く聞いていてもよかった。ありがとうございました。」と言われていたよ。いろいろな家庭環境で、心のコップの中が一杯の生徒もいるから、すぐに心が軽くなるのは難しいけど、これから「6秒待つこと」や「まあまあ許せる範囲を広げること」を意識するんじゃないかな。「おれ、親に腹立つんだよな~」とつぶやいてた子もいたし、心に溜まっていることに向き合える時間になったんじゃないかな。それにしても、よくあれだけしゃべれるよね~。すごいね~。面白かったよ。
普段の家での僕とは違った姿を見てくれて、さらに認めてくれる言葉が嬉しいですね。
先週は、『ジブラルタ生命岡山支社』様、『岡山県損害保険代理業協会倉敷北支部会』様、といった企業様への講演でもアンガーマネジメントをお伝えさせていただき、大変喜んでいただきました。
子どもから大人まで、楽しくアンガーマネジメントを学んでいただけるのが、いなっち先生の強みです。お問い合わせはお気軽にどうぞ!
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