岡山コミュニケーション研修講演企画いなっち先生こと稲田尚久です。
『そんなんじゃ、社会に出たら通用しないぞ!』と言ったことや、言われたことってありませんか?
「大人の世界は厳しいから」という理由があるのでしょうが、大人の世界ってそんなに厳しいのでしょうか?
大人の世界を子どもはマイナスイメージでとらえている
ソニー生命が調べた【中高生が思い描く将来についての意識調査2017】
これを見ると、残念ながら子どもがイメージする大人の世界って暗いイメージのようです。
Q.いまの大人に対するイメージは?
「大変そう」87.5%
「疲れている」88.5%
「楽しくなさそう」66.5%
「厳しい」47%
「暗い」61.5%
「元気」11.5%
「尊敬できない」56%
(ソニー生命調べ)
2011年の調査より大きく増えたところがあるんです。
あなたはわかりますか?
2011年より増えたのは
「厳しい」19.7% → 47%
「暗い」 49.4% → 61.5%
「尊敬できない」32.7% → 56%
(ソニー生命調べ)
なんだか大人として責任を感じます。
以前のブログ子どもの人生に親の価値観伝えるより仕事の楽しさや夢を見せる子育てがいいで、次男も似たようなことを言っていました。
「子どもって、親とか大人を見ていて『仕事って大変そう』『大人になると大変なことばかり』というような、マイナスなイメージ持っていることが多いと思う。」
「でも、お父さんの生き方を見ていたら、今もすごく生き生きしているし、教師やっていた時も、生徒に喜ばれたりしているのが伝わってきたから、すごくいいなあって思ってたけどね」
こんなふうに我が子から言われると、すごく嬉しいですよね。
親や先生は子どもの一番身近な大人のモデル
中高生の大人へのイメージ。マスメディアの影響もあるでしょう。
でも、一番子どもへ影響力あるのは身近な存在の大人ではないかなと思います。
「勉強してないと大人になって大変だから」
「頑張っておかないとお父さんやお母さんのように苦労するよ」
「そんな夢みたいなことムリでしょ」
そんなことをつい子どもへ言ってませんか?
子どもの大人へのイメージ。それは、僕たち大人の責任ですね。
前回のブログ今の子供はわからないという親へ!わかろうと努力していないだけでも書きましたが、「今どきの子どもが理解できない」と、親の経験や価値観を頭ごなしに押し付けるのは逆効果です。
「そんなんじゃ、社会に出たら通用しないぞ!」
「そうじゃなく、こうしなさい!」
などと、イライラしながら一方的に決めつけて言うよりも
「そう考えるのかあ~」
「そういう方法もあるんだ~」
と、子どもの考え方や意思に共感したり、理解することに力を注いだ方がいいですよ。
親がすることはいたってシンプル!
『待つ』ことと『見守る』こと。
それができないのであれば、子育て講演に僕を呼んでください。
目から鱗のヒントをお伝えしますから。
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