子どもにイライラしているときは、子どものことがうらやましいだけなのだ!
岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
10月に講演させていただいた、倉敷市立穂井田小学校より感想が届きました。
子育てについて、とっても良い気づきをされているので紹介します。
子どもへ求める「べき」を緩めてみる
仕事をしながら、3人の子どもの子育てをしています。
日々の生活で疲れ、ついつい子どもたちを怒ってしまうことも多く、先生のお話が「まさに私のことだ!!」と思いました。
そして、「大人は子どものことがうらやましいんだ。」の言葉。
私の心の中にすとんと入りました。
「そうか、私は長女ののんびりさ、次女のすなおさ、三女の愛らしさがうらやましいのだ!!」と。
短所を長所としてとらえられるように、自分も少しのんびりと、すなおに、愛らしくなれたらいいな、と思いました。
感想を書かれたかたは、とっても大切なことに気づかれていますね。
子どもへイライラするときって、子どもにはあるけれど「親にはない部分」が気になっています。
それは、「本当は自分もそんな人になりたかった」とか「自分にはない部分だから、実はうらやましい」と感じていることだったりするのです。
子どもがダラダラのんびりしていれば、「私は子どもの頃、本当はそうしたかったけどさせてもらえなかった。なのに、あなたは自由でいいよね」という、うらやましい気持ちがどこかにあるかもしれません。
じゃあどうすれば良いのか?
先程の感想の続きに、とっても大切なことが書かれていました。
「べき」をゆるめて、「まあ、いいか」を広げられるように、そして家族で協力できるように、家に帰ったら、みんなでルールを考えてみようと思います。
「自分が変わると未来は変わる」の言葉を胸に、自分を変えて、笑顔を増やし自分の人生を豊かにしていきたいです。
そうそう!そうなんですよ。自分のこうある「べき」が多すぎたり、強すぎないほうがいいんです。「まあ、いいか」を増やしていく努力が必要ですね。
小学1年生でも分かりやすいアンガーマネジメント講演
次は教職員のかたからの感想です。
軽快な話題と話術で子どもたちの心をすばやくキャッチされ、楽しい雰囲気の中、アンガーマネジメントとは何か、どうすれば怒りをコントロールすることができるかということを1年生でもよく分かる話で教えて下さいました。
先生の身近な話を例えにしながら、気がつくとしっかりアンガーマネジメントのテクニックまで教えていただいていました。
もっともっとお話を聴きたくなりました。
僕の教師生活24年間は、ずっと中学校現場です。だから、たまに言われるのですよ。
「中学校の先生だから、小学校1年生への説明は難しいのではないかと思っていましたが、子ども目線ですごくわかりやすかったです」って。
小学1年生にもわかりやすく説明すれば、高学年にも伝わりますし、一緒に聴いている保護者へも伝わります。
わかりやすく、例えを使いながら、そして笑ってもらいながら伝えることが僕の強みなんですよ。
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
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