怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
4年前の昨日は、長男が扁桃腺切除手術をしてました。最近は手術できるのは大きな病院に限られていて、当時大学生だった長男は妻の実家に近い愛知県の病院へ入院して手術しました。
悪い病気の手術ではなくても、全身麻酔で手術するので終わるまでは少々不安もありました。手術室からベッドに寝たまま戻ってきた長男を見てホッとしましたね。
お医者様が切除された扁桃腺を見せてくださりましたが、デ、デ、デ、デカッ!!
画像をお見せしたいのは山々ですが、お食事中の方にはよろしくないかと思われますのでやめておきますね。
例えれば、扁桃腺1個の大きさは、かなりでかい梅干しかクルミくらい。
大きく成長した子どもの寝顔に幸せを感じる
当時20歳を迎える年だった息子でも、病室のベッドで寝ている寝顔がカワイイ!!>幼い頃と変わらない寝顔なんですよ。
これって親にしかわからないかわいさ。そして無事に手術を終えた安堵感と元気にここまで育ってきてくれたことに感謝の気持ちも湧いてきました。
子どもの寝顔って大きくなってもいいもんですよ。今でも妻も僕も我が子の寝顔は大好きです。ただし今我が家では、娘の寝顔しか見ることができません。
でもこれも、あと2カ月でおしまいです。4月からは香川県高松市で一人暮らしをして専門学校へ通うんですよ。
そんな娘が今自動車学校へ通ってます。昨日やっと仮免許が合格。実はこれが2回目。先週は仮免許試験不合格だったんです。
仮免許不合格だった日、自動車学校へ僕は車で迎えに行きました。
車へ乗り込んだ娘へ「試験どうだった?」って聞くと、「ダメだった」と一言。
「何がダメだったの?」って聞いても、「言いたくない」と言う娘。もしかして・・・と思ったら予想的中。
家に着いたときに娘を見ると、涙で目を腫らしていたんですよ。
親が心配しなくても子どもは自分に必要なことを学ぶ
本当は詳しいことを聞きたかったのですが、根ほり葉ほり聞かなくてよかったー!こういう時は何も聞かないほうがいいんです。
とりあえず僕は「試験に落ちて辛かったなあ」って伝えると、娘は頭をコクリとうなづいてました。
でも元気が回復してから、娘は教えてくれましたよ。
「仮免許試験受けて、結果が電光掲示板に出るんじゃけど、8人受けて自分だけが電光掲示板に映らんかったけん・・・」
自分だけが受からなかったことがショックだったんでしょうね。たかが仮免許の試験でも、今まであまり挫折を味わって来なかった娘には、こういった経験も大切です。
仮免許が合格した昨日は「受かったよ。教習所の校長先生が喜んでくれた。」って嬉しそうに伝えてくれました。
人見知りの激しかった娘が、なんと教習所の校長先生と仲がいいそうです。これも驚き!
子どもは、親があれこれ心配しなくても、自分に必要なことを学んで身につけていくんですよ。
生きていると思うようにいかないことや、上手くいかないことって必ずありますよね。大事なのは自分の思うようにいかなかった時や、上手くいかなかった時に、どう立ち直っていくか。娘から気づかされることがいっぱいあります。
でも思春期の我が子にイライラするというあなた。ぜひこっそり寝顔を見てはいかがですか?イライラがおさまりますよ。
そして、「生きててくれてありがとう。」とつぶやいてみましょう。
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