岡山コミュニケーション研修講演企画いなっち先生こと稲田尚久です。
「今の子どもは何を考えているかわからない」というあなた。
それは『わからない』のではなく、『わかろうとしていないの』では?
ランチの写真を撮ったらイラッとした
数年前ランチで初めて入ったお店でのこと。モヤイラッとする出来事が!
ステーキ丼とテール温麺のハーフセットを頼んだのです。
初めて食べるテール温麺。珍しいのでスマホでパシャッ。
するとカウンターの隣にいた年配女性二人組から
「また、写真撮っとるで。最近の若い人はなんですぐに写真にとるんじゃろうな?」
聞くつもりはなくても、隣に座っているから聞こえてきました。
「なに?俺のやったことおかしい?」なんだか、モヤモヤイラッ~・・・。
たしかにスマホで食べ物を写真に撮る人多いです。でも、それであなたたちに何か迷惑かけましたか?
パシャパシャうるさいほど撮ったわけじゃないし、「いちいちうるさいわ!」って言いたくなりました。
今どきの子どもが時代を創っていく
こういうことって、子育てでもありますよ。
「今どきの子ども達って・・・」といった、親の主観で言うセリフ。
実は、そう言う親だって若い頃は、大人から言われていたんですから。
『新人類』って言葉知っています?
僕は1970年生まれで、196Ⅰ年くらいから僕くらいまでの世代が言われた言葉です。
「新人類は今までの常識が通じない」といった意味で使われていたような記憶があります。
でも、そう言われた新人類が「ゆとり世代は理解できない」なんて言っているわけで、なんとも滑稽なことだなあと僕は感じちゃうんですよ。
でもね、こういう新しい世代が新しい時代を創っていってるんです。
僕が就職して数年後に、携帯電話を持つ人が爆発的に増えました。
電話線がないのに、電話がこんなにコンパクトに持ち歩けるなんて、もう感動モノでしたよ。
僕はジョグダイヤルのセルラー使ってました。わかる人にはわかると思います(笑)
その後は、携帯電話でなんとメールが送れるようになるのです。これも衝撃的でした!
さらに、今度は携帯電話で写真が撮れ、それをメールで送れる。なっ!なんてことだ!
それが、今ではスマホとなり、電話機能よりもそれ以外の機能が主役となっています。
親は子どもを理解する努力したほうがいい
こんな感じで時代の変化は、加速度的に変化していってます。
それはもう現実なのです。だからこそ、子どもの状況には目を配っておく必要があります。
そのときに、「私たちは〇〇だった、今の子どもは・・・」といった考え方では、子どもも納得できないし、親もイライラするばかりですよ。
それよりも、子どもが今がんばっていることや、今できていることに注目することのほうがいいですね。
親から見れば当たり前のことかもしれませんが、できていることを認めてやる、それは子どもにとっては当たり前じゃない。
そうすることで、子どもも自信をつけていくんだと思います。
「子どものことがわからない」と言うより、『子どものことを理解しよう』と努力してみてください。
自分が子どもの頃だって、親から理解してもらいたかったです。共感してほしかったです。
大人も子どもも、自分のことをわかってほしいんです。
自分の子どもは自分の所有物でもないし、自分の分身でもない。
子どもと言えど、それは一人の人格ある人間です。
だから、親の言う通りにしないとか、親の描いた通りにいかないのは当然のこと。
「子どもがが言うこときかない」とイライラするあなた。
それは、健全な成長をしている証拠ですから、安心してくださいね。
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
子どもから大人まで、岡山発どこへでも
研修や講演のご相談はお気軽にどうぞ!
数人の子育て座談会から企業研修まで対応
企業での社員カウンセリングも対応
この記事へのコメントはありません。