怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
『子どもと一緒に楽しむ』って気持ち。忘れていませんか?
娘から突然のLINEに幸せ感じる父親
昨日、娘から送られてきたLINE。
「矢沢永吉がハーハー!って歌ってる!」
夕食のとき、一人暮らしの娘からこんなメッセージが来たんです。
テレビの歌番組で永ちゃんが『止まらないHa~Ha』を歌っていたのを、わざわざ報告してくれたんですね。
僕は永ちゃん好きですが、熱烈なファンではありません。
でもなぜ娘はわざわざメッセージしてきたのか?
次のようなことを、メッセージの続きに書いていました。
「ハーハーをお父さんと歌ってたのが懐かしかったから」
「お父さんに教えてもらって、あの曲が好きになったからなー」
そう言えば、そんなことあったかなあ?
僕の記憶にはその程度にしか残ってませんが、娘にはハッキリとした記憶で残っていたようです。
そんなことを、鮮明に覚えてくれていて、それをわざわざメッセージしてくれるなんて、こんなに幸せなことってないです。
「親が忘れているようなちょっとしたことでも、子どもは覚えてるんだねえ。子どもには出来るだけ楽しかった思い出を記憶に残しておかないといけないね。」
と、妻が言ったのですが、まさにその通りだと思います。
子育ては大変なこともあるとは思いますが、ちょっとした出来事でも、こうやってすごく楽しい思い出として子どもに残っていきます。
それは、親にも同じように残っていくんです。
ここからは過去のブログですが、特別な出来事でもなんでもないですが、僕の記憶に残っている出来事です。
子育ては今しかできないことを楽しんだほうがいい
「もしもし~、今から迎え」
当時、高校生だった娘から珍しく電話で連絡がきました。
最低限の言葉ですが、LINEより嬉しい!
娘の迎えでは、ちょっとイラッとしたことがありましたが(笑)
そのときのブログはこちら
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女子高校生の娘にクドクド叱るのをやめた親の対応に子育てのヒントあり
迎えに行く車の中で思いました。
「あと1年ちょっとしか、こんなことできないのかあ?」
そう思うと先日のイラッとしたことなんて、どうでもいいこと。
「迎えに行かせてもらえてありがたい」って気持ちになったんです。
子どもとこうやって関われる時間。だんだんと残り少なくなっているんですよね。
「なんで忙しい時に迎えを言うんだ!?」「たまには親の都合も考えなさい!」
そんなことを言いたかった時もあります。
でも、娘を迎えに行けるのは今しかできない。
高校卒業したら家を出ると言っている娘。
それならば、今できることに幸せ感じたほうがいいって思ったんですよ。
子育てするのは手もかかるし、親の自由はなくなるし、大変ですよね。
子どもの世話で精一杯のときは「これがいつまで続くのか?」と、途方に暮れることもありました。
それは僕より妻のほうが大変だったんですけれど…。
でも考えてください。
・子どもを抱っこできること。
・子どもと手をつなぐこと。
・子どもの迎えをすること。
・子どもにあれこれ言えること。
それは永遠なことではないですよね。いつかは、親のもとから離れていきます。
子どもがいてくれるお陰で幸せな気持ちになれる。
そう思えば、子育てのしんどさも少し楽になると思うのです。
子どもへあれこれ言うよりも、楽しい思い出を作ることに親は力を注いだほうがいいですよ。
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