岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
「あんなにしてやっているのに、まったくうちの子って!」
こんな愚痴を言ってませんか?
【7日間ブックカバーチャレンジ】も今日で6日目。
今回紹介する本はこれ。
育てたように子は育つ―相田みつをいのちのことば (小学館文庫)
- 作者: 佐々木 正美
- 出版社/メーカ: 小学館
- 発売日: 2007/12
- メディア: 文庫
子どもは親を喜ばせたいんです
あんなにして
やったのに
『のに』がつくと
ぐちがでる(本より引用)
これは「相田みつを」さんの詩です。
子育てというのは、無償の愛でできるものとわかっちゃいるけど、ついつい親の理想や願望のほうが優先されて、子どもを親の思い通りにさせたくなってしまいがち。
そうなると、子どもが親の思い通りに行動しないと親は喜ばないといったことにもなってしまいます。
そして子どもに
「なんでできないの!」
「何回言わせるの!」
「誰がここまで大きくしたと思ってるんだ!」
思い通りにならないイライラを子どもにぶつけてしまう。
子どもはたまったもんじゃないです。
それでも子どもは、親の喜ぶ顔を見たいので、親の期待に応えようとします。
だから、何とか喜んでもらおうと一生懸命、頑張るんです。
頑張りすぎてしんどくなって力尽きてしまう子どももいますし、暴言や反抗的な行動で示す子どももいます。
そんなことがあると、さらに親は子どもに対して「こんなに育てた『のに』」と強く思います。
『のに』という思いを、親は捨てなきゃいけませんよ。
子どもが元気で笑顔で生活していれば満足度100%
僕も長男が大学に通ってましたから
『こんなに学費払っているのに』
『払った分が戻ってくるような仕事につけるのか?』
なんてことを、つい思ったりしちゃったこともありました。いけませんね。
子どもが元気に笑顔で生活していることだけで充分幸せなのにね。
今はコロ助の影響で行くことはできませんが、長男のいる京都で一緒に呑むルービー。これは最高の幸せです。
「親のために何かをする必要はないよ」
「自分の人生を楽しんでね」
と、いなっち家の3人の子ども達には、改めて言いたいですね。
親の満足度100%は、子どもが元気で笑顔で過ごしてくれていることですよ。
前回のブログ子育てを足し算で考える!子どもの親への後見は生きていることでも書いたように、
生きていることをゼロとして、何でもプラスと考えて加算して、子どもたちを見る
これこそが、子育ての一番大事なことなんだと思います。
「あんなにしてやっているのに、まったくうちの子って!」
こんな愚痴は、親のエゴだと言ってもいいんじゃないのかなって。
いなっち先生の無料相談開催
おかげさまで現在16名のかたから相談をいただきました。ありがとうございます。
岡山県内だけでなく、鹿児島、長崎、佐賀、鳥取、兵庫、大阪、愛知、静岡、神奈川、千葉、さらには海外のドイツまで。
2020年5月31日で受付終了です!
親子関係や子育てのことで誰かに悩みや愚痴を聴いてもらいたいけど、コロナウィルスの影響で人との接触は控えたい・・・。
学校の先生に話すほどではないかもしれないし、先生には話しづらい・・・。
職場での人間関係でモヤモヤ・・・。
こういったことを一人で抱えていませんか?
そこで期間限定の特別企画。
相談はしたいけれど、相談料の振込で外出は自粛したい。
子どもが小さいから相談料の振込に行くのも一苦労。
そんなかたのために、無料相談にしました。
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24年間の教師経験と産業カウンセラーの資格も持っている僕が、お悩みや愚痴などをオンラインやお電話で聴かせていただきます。
普段なら、個人カウンセリングは1時間1万円ですが、日本全国でいろんなお悩みを抱えている方が少しでも楽になってもらえばと思い、特別企画です。
お問い合わせは以下からどうぞ。
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
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