怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
昨日出演したエフエムくらしき『おまかせラジオ』。聴き逃した方のために音源をアップしましたよ。
こちらが前半
こちらが後半
そして今日、3月22日は、エフエムつやま『You Gott @!780』で、パーソナリティーのJママとの爆笑コンビで台本なしのガチンコトークですよ。
ネットでも視聴可能。こちらをチェックしてみてくださいね➡エフエムつやまウェブサイト
子どもへ怒ってもいいが、怒る必要があるかないか判断する
今回のラジオでお話しましたが、怒ることは悪くないんですよ。
何度もブログへ書いてきた『アンガーマネジメント』ですが、「怒る必要のあること」は、怒ればいいし。「怒る必要のないこと」なら、怒らないほうがいい。
それを適切に判断できるようになって、怒りで後悔しない人生を送りましょうってこと。
ところが、怒って後悔する人多いですよね。メディアでも話題になった市長さんも、たった一言のために大騒動になってしまいました。
市長さんが市民を思う気持ちで、市職員へ怒りを感じてしまったところまでは何ら問題ないと思います。
しかし、適切な表現をすることができなかったことが問題なわけです。
怒る必要があるなら怒ってもいいけれど、適切で上手な表現ができるようになることが大切ですね。
だから最近は、パワハラ防止のための研修依頼も増えています。
親の理想や願望を子供が裏切るから腹が立つ
また、怒ることを『悪』と捉えている人もまだまだ多いです。
喜怒哀楽の感情は、人間に必要だから備わってます。不必要なら、人類の進化の過程でなくなっていったはず。
だから『怒』は必要だから残っているんですよね。
それは、怒りは『防衛感情』だからです。自分の身を守るために『闘う』か『逃げる』かを、瞬時に行動に移すために必要な感情なのです。
大昔だったら、生きることで精いっぱいだったので必要な防衛感情ですが、現代社会では命を守る必要はほぼなくなってきました。
でも、自分が大切にしている理想や願望といった『心』を脅かされることが起きるから、防衛感情が発揮されてしまうのです。
「本当はこうしてほしい!」「それは言ってほしくない!」
自分が思っている理想や願望、これを『べき』っていいます。ブログ読者のかたはすっかり耳になじんできた『べき』でしょう。
『こうあるべき』『こうあるはず』『こうあってほしい』をまとめて『べき』っていいます。
この『べき』が裏切られるから怒りという手段で伝えようとするわけですね。
子どもが親の『べき』を裏切るから、腹が立つってことないですか?
だから僕は講演で、「子どもへ対する親の『べき』を断捨離しちゃいましょう!」って、伝えることが多いです。
あなたの子どもへ求める『べき』を、一度見直してみてください。
そのきっかけに、僕の講演はお役に立てるはずですから、お気軽にお問い合わせください。
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