怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
ランニングが趣味の僕。昨日初めて22㎞走りました。5:47/kmで2時間7分。
足りないもの探しより現状に満足できる娘
ランニングの途中でスポーツドリンク買って飲んだお釣りを家に帰ってシャワーするとき、風呂場へ置きっぱなしにしていたんです。
夜、風呂から上がってきた娘が「はいこれ」って、僕へお釣りの60円を渡してくれました。
「あっ、ゴメン。ありがとう!じゃあ、これはお小遣いにしな!好きなものを買いなさい」とまあ、冗談でそう言って渡したんですが、
「ありがとう!これでラムネが買える」と、嬉しそうに娘が言ってくれたんですよ。
4月から専門学校生となる年頃の娘が、60円渡されて素直に喜んでくれるなんて、親バカ親父としては「なんちゅう可愛い娘なんじゃー!」って、妻へ報告して大喜び。
「60円しかもらえないん?これじゃ何も買えないよ」と言われるのと、「ありがとう!これでラムネが買える」と言われるのでは、大きな違いがありますよね。
娘は、現状に満足することができます。足りないもの探すより、足りているものを探すんです。これは娘の才能だなあって感じます。
家族で出かけられることに幸せを感じる
4年前こんなことがありました。その時のブログを紹介します。
今日は愛知県東海市の妻の実家へ来ています。そうなったいきさつを書くと昨日のこと、
娘「明日の部活動がなくなったから、愛知のおばあちゃん宅へ行きたい。」
父「お父さんはかまわんよ。お母さんに聞いてみたら?」
母「そんな急に行ったらおばあちゃんも困るし、今週は修学旅行も控えているんだからゆっくり休みなさいよ。」というやりとりで終わりました。
その後、娘と妻を耳鼻科へ送って行き、迎えに行くまで本屋で時間をつぶしていたのです。しばらくして妻から迎えの要請の電話。
妻「待合い中に勝手に娘がおばあちゃんへ電話して、愛知へ行く約束をしてしまったよ。」
急展開にびっくりでしたが、こないだから行きたいって言っていた娘の希望を叶えてやりたい親心。ということで、急遽家に帰って準備。
いつもは、出かけるときものんびり準備し、妻から急かされることがしょっちゅうの娘。
昨日は違いました。あっという間に準備完了。
そして、なぜおばあちゃん宅へ行きたいのかその理由の一つがわかったのです。
今週の修学旅行のために買ったばかりの、お気に入りのキャリーケースを使いたかったんです。
せっせと荷物をつめ、嬉しそうに部屋の中をゴロゴロ引っ張っている姿。
「そうかなるほど。修学旅行本番前に一度試したかったんだ。」
娘のそんな姿をみて、妻と2人で笑顔になり幸せな気分になりました。行きの車内で、娘と一緒に歌を歌ったり会話したり楽しい時間。
妻が「こうやって家族一緒に出かけられることって、いつまでできるのかなあ?」と言ったんですね。
次男も来年は大学受験ですし、娘もこれからは吹奏楽コンクールへ向けて休みなしの日々。
そう思うと、こういった何でもない家族のお出かけもすごく貴重な時間に感じられます。
子どもが小さいときは遠出すると、車内でゲロ吐かれたり、泣かれたり、おむつの交換やミルクを飲ませ、ヘトヘトになったものです。
子育て真っ只中の親御さん。そんなことも数年後には、あっという間に過ぎていったなあと感じますから、頑張ってください!
きっと、いい思い出になりますよ。
未来を幸せに生きていく術を持っている娘
このときも、娘は今を楽しむために、精いっぱい行動してますよね。
お気に入りのキャリーケース使いたい。そして部活動がなくなった。それならおばあちゃん宅へ行くようにすればキャリーケースも使える。
未来をより幸せに生きてくには、今できることに最大限の努力をすること。
娘の行動が努力かどうかは置いといて、少なくとも自分が楽しく幸せに生きていく術を身につけていますね。
これって、アンガーマネジメントの考え方に共通しています。自分と未来を変えるってこと。
時折見せる娘の思い付きの言動に振り回され、たまにイラッとすることもあります。
でも、それは今だけなんですよね~。
親として今こうして娘と関われることがとても幸せなことなんですよね。
妻の母から「子どもの世話をやっているときが一番幸せだよ。今が一番いいときだよ。」ってよく言われます。
今を大切に生きることの積み重ねが、より良い未来へとつながっていくでしょうね。
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