怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
2018年も今日で終わり。今年も毎日ブログを書き続けてきました。多くの読者の方に支えられて続けられています。本当にありがとうございます。
そこで今回は、2018年に書いた記事で、最も多く読まれた記事をリメイクして、今年の締めくくりにしますね。
その記事はこれ!
女子高校生の娘のLINEにイラッ!
親の都合を考えない高校生の娘にイラッとした出来事でした。当時高校2年生だった娘。帰りの迎えを時々頼んできていたころ。
一昨日は19時20分を越えても何も言ってこなかったので、僕は風呂に入り終わり迎えはないものと思っていました。がしかし、LINEの着信。
「いまから迎えお願い」なにー!また着替えにゃいかんがな!と思い、軽くイラッ!迎えに行きましたけど、さすがにこれは困る。そこで僕が迎えに行った後、妻が娘にLINE。
「迎えは19時までに言ってください」すると娘からの返信。「すみません」って。
感情をぶつけるより具体的なリクエストを伝えるといい
妻は仕事から帰ってすぐ夕飯作っていて、忙しい時間。LINEを送るまでは「もう!まったくあの娘は」と言っていました。
イライラしていれば「いい加減にしてよ!お父さんやお母さんだって都合があるんだから!」って感情的になってもおかしくない状況です。
多くの場合、ここで子どもへイライラして感情をぶつけてしまうから失敗するんですよ。親だって都合がありますからね。
でも、子どもだって子どもなりの都合があります。部活で忙しくて、迎えの連絡をつい忘れてしまったりもします。親も子どももお互い様なことがありますから、それを忘れないことも必要。
そして、クドクド言えば言うほど、子どもは嫌です。大人だってそうですよね。ガミガミクドクドは効果ないです。嫌な気持ちしか残りません。
では、どうすれば子どもへ伝わりやすくなるのでしょうか?それは、ちょっとしたコツがあるんです。『何をどうしてほしいか?』具体的なリクエストを伝えればいいんです。
そして、昨日それを実行したのです。また迎えのLINEで「7:15くらいに迎えよろしく」と娘から。LINEを送ってきたのは17:48。
前日に妻が伝えたことを守って、時間を19時までに連絡してくれています。娘が約束を守ってくれたことを妻へ伝えました。すると妻は「言葉を重ねてクドクド言わなくてよかったね」と。
ガミガミクドクド言うのは、言う側の不満を吐き続けているだけ
ガミガミクドクド言っているときって、叱っているというよりは、イライラをぶつけているという感じではありませんか?
冷静に相手の行動を変えてもらうために言っていますか?多くの場合、自分の不満を吐き続けているだけ。建設的ではありませんよね。
相手のためにいうのだったら、具体的なリクエストを伝えること。何をどうしてほしいのか?相手に伝わるように言いましょうね。
ひとまず、年末年始は家族みんなで笑顔で過ごせるようにしましょう!でも来年こそは、イライラや怒りと上手に付き合って、部下や後輩、そして子どもへ上手に叱れるようになりたいというあなたは、この講座を受けてみるといいですよ。➡部下をやる気にさせる叱り方
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