怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
妻の実家へ帰省しています。帰省の途中、新名神高速道路の甲南PAへ寄ると、忍者の里らしい看板を発見。こういうものを見ると「なにか楽しいことができそう!」って思っちゃうんです。
だから、すぐにこんな写真とりたくなっちゃいます。
さらに帰省の翌日。せっかくの愛知帰省なので、名古屋の大須商店街へ。ここですごく人気な「チーズドッグ」を食べたいという娘のリクエストに応えて買ってみました。
チーズがビヨヨ~~~~~ンって伸びるんです。娘が食べている姿を見ていると、僕もチーズのばしてみたい衝動にかられ、やってみましたよ。
「おおー!伸び~る伸び~る!」こうやってすぐ、楽しいことを考えたり、行動に移したりしたくなるんですよね。
イライラや怒りを防ぐには楽しいことを考える癖をつける
アンガーマネジメントをいろんなところで伝えていますが、学んでも自分で意識して練習していかなければ、自分のものとなっていきません。
自分を変えようと思っても、簡単には変えられないんですよ。それは、今のままのほうが楽だからです。感情的に怒って伝えるほうが楽なわけです。
でも、怒った後で「あんなに怒るんじゃなかった」という後悔や罪悪感、自己嫌悪へとつながる悪循環になりますよね。
普段から楽しいことやおもしろいことを、自分から考えていく癖をつけていくことは、イライラや怒りで頭の中がいっぱいになっていくことも、防ぎやすくなっていきます。
だから今回のように僕がバカバカしい写真を撮るのも、意外と大切なことだと思うんです。
親も教師も子どもの前でバカになれるといい
毎日の生活で、目に入ってくるものや出来事に、おもしろさを見つけていく。大人になると、そういう遊び心を忘れてしまいがち。
『バカになる』ってことも人間必要だと思います。
だから教師時代も、生徒の前でふざけたりして、いっしょに笑って楽しんでいました。例えば、毎日の掃除時間。
掃除時間の最後、班員を集めて点検して終了です。当時、美術室と理科室を担当していたのですが、理科室にはいろんな道具がおいてあります、
よく『物ボケ』をやってましたよ。生徒からも「じゃあ先生、これで」って、リクエストが出て、それで滑りまくることの方が多いのですが、滑った後のなんともいえない空気で笑ってくれるという、とってもシュールな状態を生徒とともに楽しんでいました。
まあ、ここまで無理はしなくていいですが、物事に対して難しく考えるよりも、楽しく考える癖をつけていったほうが、自分も周りも楽しくなっていきますよ。
それは、イライラしやすい体質を変えていくことにつながりますし、人と人とのコミュニケーションも円滑になりますから。親も教師も、子どもの前でバカになれるといいですね。
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
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