怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
4月から高松で一人暮らしをしている娘が昨日帰ってきました。
子どもがテストで0点とったら、どうしますか?
移動する車の中で、こんな会話をしました。
娘「6月にある簿記の検定に向けて補講があるんよ。」
僕「へえ~、簿記って難しそうじゃけどできるん!?」
娘「最初のテストは0点じゃった。でも、最近結構調子よくてクラスで4位になったんよ」
ここであなただったら、お子さんから「0点だった」って聞かされた時、どう反応します?
驚きます?怒ります?笑います?僕はこう言いました。
僕「おおー!4位なんてすごいじゃん!がんばったなあ。」
娘も自慢げな顔で嬉しそうでした。
もし、0点のことを責められるだろうと予測していたら、娘はまず言わなかったでしょうね。
0点と言ってもそれを責められることはないし、その後頑張ったことを認めてもらいたいという想いがきっとあったんですよ。
なぜなら、我が家はずっとテストの結果で娘を叱ったりしてきたことはないからなのです。
兄二人は、放っておいても勉強していたので、全然苦労しませんでしたが、娘は明らかに兄たちとは違いました。
同じことを教えても、全然飲み込めない、記憶にとどまらない。
妻が「あの子は学習の定着に時間がかかるから、勉強のことを言いすぎるとグレるかもしれんよ。だから言わんようにしよう。」って言ったことがあります。
僕もその通りだと思って、娘には、娘の思うようにさせてきました。
そんなことしていたら、中学や高校で勉強につまづいて辛い思いするのでは?
と、思うでしょう?ところが、全然そんなことはなかったんです。
逆に学校が楽しくてたまらなかったんですよね。
親が思う心配や不安なんて、考えるだけ無駄な労力。子どもが自分でなんとでもやっていきますから。
子どもが元気で生活してくれているだけで幸せ
親は子どもの結果に右往左往してはいけません。
特に結果の悪い時の対応が大事。
悪かったことや、できなかったことに注目すれば、どうしても注意や小言など、子どもを責める言動になりがちです。
良かったことや、できていることに注目しておきましょうね。
そして、それよりも何より大切なことがあります。
それは『元気』で生活してくれていること。これに尽きます。
さて、簿記のテストの話に入る前に、車へやってきた娘の髪型に苦笑い。
「前髪えらい切ったなあ!」って、これには僕も思わず反応。
どう見ても究極のパッツン!
高校生の頃、すごく短くした時期(下の写真)がありましたが、それよりも短い。
でもね、彼氏に切ってもらったそうなので、これでいいそうです(笑)
そして、娘の定番でいつも携帯している『ラムネ』を満足そうに食べていました。
専門学校生というより、小学生って感じですが、そこがまた可愛いと思えてしまう親バカな僕です(笑)
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