親の基準と子供の基準 同じだと思っていませんか?
岡山発、思春期の子育てにアンガーマネジメントとコミュニケーションの研修・講演の講師、元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
数年前のことですが、大阪でカフェに入ったときのこと。座った席の目の前に、こんな張り紙が貼ってありました。
「極端な長時間のお席のご利用などをお控え頂きますようご理解のほどお願いいたします。」
この文章にすごくモヤモヤしたんです。何がって?
「極端な長時間って、どの程度の時間なの?具体的に何時間なの?1時間?2時間?半日?1日?・・・???」
これを書いた店側はおそらく「常識の範囲内で考えればわかるはず」とか「普通ならわかるはず」といった思いがあるかもしれませんね。
また、店側に限らず「社会人ならわかるだろう」と言われるかたもいらっしゃるかもしれません。
でも、これらは言う側の基準ですよ。「常識」とか「普通」はよく使う言葉ですが、これは気をつけなければいけない言葉でもありますよ。
なぜ気をつけなければいけないのか?
その理由は次のページへ続く。
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