子供へ求める理想 を減らせば、親も子供も楽になる!
岡山発、思春期の子育てにアンガーマネジメントとコミュニケーションの研修・講演の講師、元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
子育て講演でお伝えしている、「子供へ求める理想や願望の『こうあるべき』を減らしましょう!」。
これができない方が多いこと多いこと。
不要な 子供へ求める理想 を減らせば楽になる
僕たち『いなっち夫婦』は2019年9月に、岡山県津山市から岡山市北区庭瀬へ引越しました。
3人の子ども達が家から全員出たこと(数か月後にはその思惑が覆されるのですが・・・笑)、県外への講演や研修に移動する利便性、さらには自宅でカウンセリングや少人数でのセミナー開催などを考え決めました。
さて引越し当時のことを振り返ると、結婚してから25年を迎えていましたので、長い年月で積もりに積もった家にある『モノ』の量が半端なかったですねー!
本やCDなど、車で2回に分けてリサイクルショップへ売りに行ったのに、書籍類だけでこんなに段ボールができてました。
でも、かなりの量を減らすことができて、とてもスッキリした気分ですよ。
モノを減らすように、親が 子供へ求める理想 の『こうあるべき』を減らすことが出来たら、間違いなく同じようなスッキリした気分になるはず!
段ボールを見ながら、妻と『こうあるべき』の話になりました。
妻「子供に対して、こうするべきが強い人は苦しそうだねえ」
僕「手放してしまえば楽になるんじゃけど、手放せない理由があるんじゃろうなあ。」
妻「親が一人で苦しむのならいいけど、そこへ子どもが巻き込まれるから辛いんだよね。」
子どもを犠牲にすることが一番つらいですよね。だから、まずは親が変わらなきゃいけないって講演で伝えているんです。
子供が自分に責任を持てるために親がするべきこと
僕のブログを読まれている方から、次のような感想をいただいたことがあります。
「ブログを読むたびに、すごく自分にとってタイムリーで心にズキズキ響きます」
「でも頭ではわかっていても、つい子どもにはイライラして言ってしまうんです」
こういった親御さん、結構多いと思います。
子育てを一生懸命やっていると、子ども対してイライラすることがあって当然です。
そこには、子どもへ求める『こうあるべき』が必ずあって、それが予想と違って裏切られるから、腹が立ったり、イライラする原因となるわけなんですよね。
なんでもかんでも、ガミガミ言うのは子どももしんどいですし、言う側の親もしんどいですよね。
その親のしんどさを減らすための方法を次のページでお伝えします。
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