子どもへあれこれ心配して声かけばかりしていると、子どもは自分の人生に責任をとらなくなります。
岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
子どもの成長する力を奪い取っていませんか?
このことについて、以前のブログ自分の失敗を親のせいにする!子どもへの過干渉は無責任な子育てで、次のことを書きました。
子どもが人生でつまづくことがあればこう言うのです。
「お父さんやお母さんのせいでこうなった」って。
自分の人生がうまくいかなかったことを親のせいにしますよ。
親のせいにすることは、子どもにとって逃げ道になるし、とっておきの都合の良い言い訳ですからね。
これ以外にも、子どもはありとあらゆる都合のいい理由を探します。
お母さんが『勉強しなさい!』と、口うるさくガミガミ言うからやる気が起きなくなった。
それならと、少しガミガミ言うのをやめておいたほうがいいと思ってそっとしておいたら、子どもは今度はこんなことを言うかもしれません。
お母さんが『勉強しなさい!』って言わなかったから、勉強しなかった。
もうこうなったら、どうしていいやら?さっぱりわかりませんよね。
親があれこれ言えば言うほど、子どもにとって都合の良い理由ばかりが増えていきます。
そうならないために、親は子どもへどう関わっていくのがよいのでしょうか?
次のページへ続く。
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