子供が言うことを聞かない と怒ってばかりしていませんか?
岡山発、思春期の子育てにアンガーマネジメントとコミュニケーションの研修・講演の講師、元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
「何度も同じことを言わせないでよ!」「ちゃんと聞きなさい!」と言っても聞いてない。
「もう!いいかげんにしなさーい!」と最後は怒り大爆発という経験はないですか?
前回のブログ怒るほど伝わらない!怒って伝わらないなら別の伝え方をするで、伝えるときの注意点をお伝えしましたが、そもそも子供というのは1回伝えたことを覚えてくれていることのほうが少ないもの。 子供が言うことを聞かない のは当然のこと。
実は子供だけではなく大人も同じで、僕が研修や講演をやっていて指示を出したとき、指示通りのことをしていない大人が必ずいますからね。
「相手は聞いていない」「1回言っても伝わっていない」と思っていれば、一人でも多くの人が理解できるよう話に惹きつける伝え方の工夫や準備をしたりします。
ところが、日常生活では、つい「聞いていない子供のほうが悪い」とイライラしていませんか?
怒られた理由を理解できるとは限らない
以前、あるところで研修を行ったときの感想。
何度も同じことで注意しても、きいてくれなくて怒った場合もこちらはいろいろ考えているし、「ガマンしてるのに!」と思う。
怒られる側もなんで怒られたのか等、考える講習があればいいと思う。
気持ちはすごくわかります。伝えようと一生懸命に努力をされていることも伝わってきました。
ここでもうひと工夫するなら「少し見方を変えてみる」ことを提案します。
その理由は次のページへ続く。
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