少し見方を変えてみたほうがいい理由とは?
こういったときは自分の伝えることで精一杯なので、「自分の伝えていることは正しい!」と、正当化することで頭の中がいっぱいになりがちなのです。
だから、相手ができていないことを注意するのは当然だと思っちゃいます。
そうなると、注意されたのなら注意されたことを理解するのが当然と思われています。
でも、自分と同じように誰もができるわけではありません。理解するのが当然なわけじゃないんですよね。
怒られるほど子供は委縮する
怒られると、どんな気持ちになりますか?
すがすがしい気持ちにはなりませんよね。
責められた気持ち。
否定された気持ち。
打ちのめされた気持ち。
こういう気持ちになることが多いです。
注意する側は怒っているつもりじゃなくても、大きな声で注意されただけで思考がストップする人もいます。
そうなると、注意された内容が残りませんから、また同じ失敗を繰り返すことになるわけです。
同じ失敗は繰り返されることで、伝える側はさらに声が大きくなり、怒られれば怒られるほど委縮していく悪循環ですね。
怒られたことで「このままではいけない。次からは気をつけよう!」と思ったとしても、それは「もう二度と怒られたくない!」という消極的な気持ちからの行動になることが多いです。
自分で考え自分で行動するということに、つながりにくくなってしまいます。
怒ることは相手に伝える大切なリクエスト
「怒っても聞いてくれない!」と思うと『聞かない相手が悪い』と、原因を相手に持っていきます。
だから、よけいに怒りは増すばかり。
でも相手も怒られるばかりですから、聞きたくないです。
こういうときは、怒る側が怒ることをやめたほうがいい。
ところがやめることを『ガマン』と思うから余計に腹が立つんです。
伝えなければいけない大切なことをガマンしてはいけませんよね。
こんなときは、怒ることは相手に伝える大切な『リクエスト』と思ってみましょう。
ラジオで自分のリクエスト曲をかけてもらえたとき、すごく嬉しかったってことはありませんか?
リクエストは伝わったときに嬉しいし、伝わらなければ寂しいですよね。
コミュニケーションはラジオとは違いますから、自分も相手も納得できる伝え方が必要です。
そのためには「相手を変えよう」と思って伝えるのではなく、「相手が理解できるよう」に伝える意識を持っておくことです。
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