岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
自分から肯定的に関われていますか?
肯定的ストローク、否定的ストローク、ディスカウント。
これらのことについて「あっ!あれね。」と思えるようになっているあなた。このブログの上級者になっていますよ!
初めての方やお忘れになったかたは、以下のリンクをご参照ください。
親が言う普通や常識はわかりづらい
孫のひなちゃんは、初めての予防接種だったのです。
孫育て日記の大号泣!初めての予防接種に書いているように、初めての注射で大号泣。
でも、その姿を見て家族は全員「がんばったねー!」と、肯定的に捉えて関わっています。
赤ちゃんにとって、注射という行為はとてつもなく痛くて大変なことだから、だれもが肯定的に関われるわけですね。
ところが僕たち大人だったらどうでしょう?
毎年僕はインフルエンザの予防接種をしていますが、「いくつになっても、注射はメッチャ痛くて辛かったよ。
」と、家族に報告しても、「いい大人が何言ってるの?」って軽くあしらわれてしまう可能性が大きいです。
それは、『大人は痛くても我慢するべき』という価値観が一般的で『大人だったら、注射くらいで泣きごとを言うべきでない』といった、共通の価値観があるからですね。
この共通の価値観がくせ者で『普通は』とか『社会人なら』とかで片付けられる『常識』となっていくわけです。
子どもの成長はそれぞれだから肯定的に関わる
子どもが成長していくと、『小学生なら』『中学生なら』『高校生なら』といった、『当たり前』とか『普通』という基準が親の中で出来上がってきますよね。
それは問題ないのですが、それを子どもへ押し付けたり、求めたりすることが、とても強くなりすぎてしまうことが問題だなって思うのです。
子どもの成長は、その子どもそれぞれのスピードがありますから、親の思う『普通』に当てはまらないことも多いんですよ。
学校という場で考えると、学年という仕切りがあって、全員が同じように進級していくシステムなので、そこからはみ出してしまうことは、すごく悪いことのように感じたり、すごく遅れをとって人生に失敗してしまうことのように感じてしまいがち。
でも僕はそれは違うと思います。人の成長は、その人それぞれにスピードが違いますからね。
だから子どもがちょっと足踏みしていることは、長い人生で考えたら失敗じゃないし、悪いことじゃないし、問題じゃないですよ。
子どもが足踏みをして、周りからは遅れがちに思えても、「あなたのペースで歩めば大丈夫!」と、子どもへ肯定的に関わればいいんです。
肯定的に関わることで、子どもは気持ちが安定していきますからね。
これは子どもに限らず、部下育成においても同じだと思います。
だから、企業研修や経営者のお悩み相談などもいただいているんですよ。
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
子どもから大人まで、岡山発どこへでも
研修や講演のご相談はお気軽にどうぞ!
数人の子育て座談会から企業研修まで対応
企業での社員カウンセリングも対応