怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
「子どものため」というのは本当か?
ハッキリ言って多くの場合、子どものためより『親の都合』という親のエゴのほうが多いです。
父親の生き方に「すごい」と言ってくれた息子
2017年に公立中学校教諭を早期退職して、もうじき4年目を迎えます。
退職して長男へあらためて聞いたときの会話。
僕「お父さんが仕事やめたことどう思った?」
長男「どう思ったって?どういうこと?」
僕「収入安定しないのに、なんでやめちゃうんだろうとか・・・」
長男「いや、逆にその歳でいろいろ挑戦してすごいなと思った」
これには正直ビックリしましたが、息子にそうやって言ってもらえると勇気と元気をもらえますね。
当時長男は大学4年で就職活動に突入していた時期。
映像の勉強していましたが、大学の学習内容以外にも自分でどんどんやりたいことを発掘して楽しんでいました。
だから、大学以外の人とも自分からコンタクトとって交流していたようです。
自分のやりたい仕事もはっきり決まっていて、今話題の『チームラボ』へもインターンシップで行きましたが、関西で活動したいということで、現在の会社『1→10(ワン・トゥー・テン)』の一社だけ受けて、見事決定!
こちらの会社は昨年、京都水族館のエントランスの床へ映像を映していまして、その作成に長男も関わっていました。
長男は親に就職のことで相談なんてまったくありませんでしたし、なんとまあ行動的ですごいなあと感心したものです。
いちいち親が子どもの人生に頭を突っ込まなくていいと思っていましたが、それで正解でした。
子どもの人生に親が足突っ込むべきじゃない
「自分の子どものためだから親として当然です」
そう言われる方もいらっしゃるかもしれません。
それは、子どものためなんかじゃなく、親の自己満足なんですよ。
親のコントロール下に置いておくことで、親自身の心を満たしているだけにすぎないんです。
「そんな子どもに自由にさせていたら、とんでもないことになる」
いえいえ、幼い頃から子どもに甘えさせてやったり、失敗体験させてやっていれば、大きくなってとんでもないことはしませんから。
【甘やかし】じゃなく【甘えさせ】ですよ。
詳しくはこちらをご覧ください。
➡子どものありのままを受け入れる!甘やかすと甘えさせるの違い
何度もブログで書きましたが、甘えさせることが親子間の基本的信頼関係につながります。
そして、子どもの心の土台ががっしりと安定したものとなるんですよね。
でも、これは妻のおかげです。妻はどんな苦労をしたのか?
それについては、次回のお楽しみに!
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
子どもから大人まで、岡山発どこへでも
研修や講演のご相談はお気軽にどうぞ!
数人の子育て座談会から企業研修まで対応
企業での社員カウンセリングも対応
お問い合わせはこちらへ