子供が 学校へ行かない選択 を認められますか?
岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
教師を退職した年に産業カウンセラー養成講座を受講しまして、当時住んでいた岡山県津山市から朝5:30始発の高速バスで大阪へ向かったときのこと。
途中休憩のサービスエリアで楽しそうな家族づれを見かけました。今日は平日の水曜だけど、お父さんがこの日にしか休めないのかな?
そんなことを考えていたら、教師時代のことを思い出しました。
平日学校休むのは悪くない
教師時代に「今日は家の都合で休ませます」という親御さんからの連絡が時々ありました。
あとで理由を聞くと「ライブに行ってました」「野球の試合見に行ってました」など、いろんな理由がありました。
同僚の先生のなかには「学校休ませて行かせるなんて非常識だ」みたいなことを言われる先生もいましたね。でも僕は、そう思わないんです。
無断欠席とか、親が子どもの休んでいることをしらないとか、それはマズいですよ。
そうじゃなくて、めったに行けないライブや野球の試合は、その日にしか見られなかったり、チケットとれなかったりします。
学校では見たり聴いたりすることのできない貴重な体験だと思うのです。
学校以外に、いろんな体験を積ませてやるのも大切じゃないかなって思うんですよ。
そういったこととは違ってこんなこともありませんか?
「学校へ行きたくない」と子どもが言うってこと。
子供からこんなことを言われたとき、あなたはどうしますか?
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