子供の基本的信頼感の育て方
こんにちは。いなっちです。
さて、昨日の『基本的信頼感』についての続きです。
またまた、佐々木正美先生の本『「お母さんがすき、自分がすき」と言える子に』から引用させていただきます。
この本は、自分にとって子育ての基本の基本。
自分が実践してきたこと、考えていることにピッタリくる本です。
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「お母さんがすき、自分がすき」と言える子に―信頼されて子どもは育つ (新紀元社の子育てシリーズ) (2003/12) 佐々木 正美商品詳細を見る |
私たち親は、子どものことを心配してあれこれ注意しますが、実はこれって子どもにとっては「自分を信じてくれていない」と認識してしまうそうです。
子どもは自分を信じてもらうことによって、信じてくれた人を信じます。そして、自分を信じてもらえたことで、自分を信じることができるのです。
それをわからず、親は一生懸命子どものため、子どもを良くしようと一生懸命に注意したり、怒ったり、こと細かく声をかけてしまいます。
でも、これって子どものため?
実は、親自身のためではないでしょうか?
親が自分の望む子どもにしようとしているだけなんです。
こうやって育てられた子どもは、親の望むような子どもを演じることで、親が安心してくれるということを覚えます。親の望む子どもでなければ、親は愛してくれないと認識し、基本的信頼感は育たないのです。
小さい時ほど、何でも言うことを聞いてやった方がいい
小さいころに、子どもの要求に答えてやっていれば、大きくなってから無理難題な要求を言うこともないそうで、実際に我が子たちはその通りです。
我が家も子どもが小さいころ、「おんぶして」「だっこして」「いっしょに寝よ」「もっと遊ぶ」・・・ありとあらゆる要求をしてきました。しんどかったですが、出来る限りそれに答えてきたつもりです。
でも、そんなことをしていたら甘やかして自立できないと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
実はそれは逆だそうです。
首が座らなければ寝返りが打てないように、基本的信頼感が育たなければ子どもは自律的な行動をとることができない。
だから、しつけをしようとしてもしつけられないのです。
基本的信頼感は心の土台
お子さんが小さいころ、土台を作ってやれなかったなあと思われる親御さん。
まだまだ間に合いますよ。
それに気づいたのですから。
続きは、また次回で。
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