子供の基本的信頼感を育てることは思春期になってからでは遅いのか?
こんにちは。いなっちです。
今日は保護者の方から「先生のブログを読んでいて子育てに役に立ちました。」とご丁寧にお電話をいただきました。
すごくうれしいですね。自分が人の役に立っていることを実感すると、この年になってもさらに自己肯定感アップしますね。うれしくて、焼酎の量もアップしました(笑)
さて、昨日の『基本的信頼感』の続きです。
中学生を毎日相手にしていると、基本的信頼感が育っていないのだろうなという子どもに出会います。
例えば
・先生に注意されると逆恨みしたり逆切れするような態度を示す。
・先生の前ではいい子で、裏では意地悪。
・いじめをする。いじめをする友達に同調する。
・人にどう思われているのか不安でしょうがない。
・学校、教室へ行きたくない。
などなど。
こういった子ども達は、親子関係に何らかの問題を抱えています。
では、中学生くらいになってからは『基本的信頼感』を育てるのは手遅れなのか?
いえいえ、まだまだ大丈夫ですよ。
何をすればいいか?
・子どもとしっかり向き合って、コミュニケーションをとってください。
・子どもの話を聴いてあげてください。
・何でもいいから、たわいない話をしてください。
子どもの問題行動は、親へ新たな行動を起こさせる希望を与えてくれるサインだと思います。
今日、お電話いただいた保護者の方は、まさにそのことをおっしゃっていました。
お子さんのつまづきを新たなスタートととらえられ、とっても希望に満ちていらっしゃいました。
きっと、いい方向へ進んでいかれることでしょう。
自分のほうが元気をいただきました。
生れた時に、仮死産でだめかもしれないと言われた自分が今でも生きて人の役に立てている。
こんな幸せなことってありません。
また、明日もがんばるZ!!
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「お母さんがすき、自分がすき」と言える子に―信頼されて子どもは育つ (新紀元社の子育てシリーズ) (2003/12) 佐々木 正美 |
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