子供を怒るより悲しみの気持ちを伝えるほうがいい理由とは?
こんにちは。いなっちです。
今日は、妻が某小学校の学級Pで保護者向けにアンガーマネジメントの講座を行っています。きっとうまくやってるはずです。妻はしゃべると、ペラペラスラスラ自身に満ちた話ができてかっこいいんですよ。
良妻賢母で尊敬できる妻なのですが、唯一欠点が・・・。
方向音痴(笑)
いやいや、ブログで欠点をリフレーミングしましょうと書いた以上、そこは長所に変えましょう。
「同じ場所へ行っても、いつも新鮮に感じられる」妻です(笑)
人の欠点を直そうとすればするほど苦しいです。
特に、子どもはまだまだ成長過程ですから、欠点が目につきます。
欠点を直そうとすればするほど、子どもに劣等感を身につけさせてしまいます。
小さなことでもいいから長所を見つけて伸ばしてあげましょう。
さて、またまたまた、佐々木正美先生の本からです。
この本は自分にとっては子育てバイブルですね。
「お母さんがすき、自分がすき」と言える子に―信頼されて子どもは育つ (新紀元社の子育てシリーズ) (2003/12) 佐々木 正美 |
子どもの基本的信頼感を育てる話をしてきましたが、子育てをしていれば必ず、叱る場面に遭遇しますよね。
この本では、
『子どもを怒るより悲しみの気持ちを伝える』
と書いています。
When shared, joy is doubled and sorrow halved.
~分け合えば喜びは二倍に、悲しみは半分に~
英語のことわざです。
嬉しいことがあると、友人や家族に知らせれば一緒に喜べるし、悲しみを知らせればそれを共有することで悲しみが癒されるという意味です。
子どもが、やってはいけないことをやらなくなったら喜んであげ、やってはいけないことをやったら悲しんでやる。
大人の悲しみは子どもに伝わるそうです。
これって、教育現場でも同じですね。
問題行動を起こした生徒に、
「なんでまたこんなことしたんだ!!」
と言うよりも、
「またやってしまったか。先生はあなたが反省していたことを信じていたから、つらいなあ。」
と、気持ちを伝える方が効果的ですね。
そして、『基本的信頼感』が育っていれば、自分の過ちを叱ってくれる人を信じられます。
親子関係も教師と生徒関係も『信頼感』があってこそ、うまくいくんですよ。
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