「つまづかずに現役合格で!」「グズグズせずにテキパキやって!」
こんなことを子どもへ言ったり、思ったことないですか?
岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
「子どもの進学や就職は、スムーズに決めってほしい」「子どもには順調に成長していってほしい」
親ならば、少なからず思うのではないでしょうか?
親の思うように子どもは成長していかないもの
若い頃から冬はスキーへのめり込んでいた僕ですが、昨シーズンは雪不足もあり一度も行ってません。
今シーズンは一度くらいは行ってみようかと思っているのですが、ここにきて関西のスキー場の雪が激減しています。やばいなあ~。
さて、僕がよく滑りに行っていた兵庫県のおおやスキー場。
ここのモーグルコースはきれいに整備されていて、斜度も適度でとても滑りやすいんです。
実はここで約10年前、右膝前十字靭帯断裂をやっちまったのです。
そのケガをするまでは「もっと速くコブを滑る!」ことばかり考えていました。実力が伴っていないのに・・・(笑)
子育てでもないですか?
「もっと〇〇できるように!」といった、子どもへ求める親の高い理想。
でも、子育てって親の思うようにならないし、子どもも親の描いた理想の人生を歩まない。
さらに、子どもの持っている力を引き出したいあまりに、子どもを追い詰めてしまうことも・・・。
僕は自分の滑りの理想が高すぎ、自分の限界を超えてケガをしました。
能力を引き出すには、自分の安全マージンの中で少しずつレベルを上げていかなければいけないのです。
早く上達したいがあまりに、一気にレベルを上げすぎたのです。
しかし、そのおかげで僕は新たな世界を見ることになったのです。
これは、子育てにも活かせること。それは一体何か!?
次のページへ続く。
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