岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
高校受験、大学受験、どちらにせよ受験生を持つ親にとっては、ただでさえハラハラドキドキするのに、コロナの状況次第で試験にも影響があり、受験生にとっても保護者にとってもストレスフルですよね。
今回のブログは、数年前に次男がセンター入試の後期試験を受験した時のことについてです。
子どもの人生へ親がレールを敷かない
実は当時、次男は国公立大学前期試験で残念な結果になったのです。
試験までの次男は手応えを感じていて、上向き調子でした。
高校の先生方もこの調子でいけば大丈夫と思われていたし、僕たち夫婦も受かるものだと思っていました。
だから不合格となった受験結果に対して、次男のショックは親が思う以上に相当大きかったと察しています。
僕も妻も必要以上に声かけられないし、見守るしかなかったですね。
ただ、入試前からずっと僕と妻の間で共通理解をして徹底してきたことがありました。それは・・・、
「どんな結果になっても、次男のやりたいようにサポートする!」ということ。
たとえ浪人しても、それはそれで貴重な経験です。
1年間じっくり勉強に集中するのも、長い人生の中では役に立つことでしょう。
「就職率がいい有名大学へ入ってほしい」といった思いは、僕たち夫婦には全くありませんでした。
「子どもの人生にレールを敷かない」ということが基本となり、子どもがやりたいことに専念できるようにサポートすることを、可能な限りやってきたつもりです。
こういった思いで子どもへ関わっていくためには、親の役目は何だと思いますか?
次のページへ続く。
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